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#369 披露宴 ページ12

多分、煉獄は右手と右足が同時に
出ていたであろう(笑)
大広間の入口の襖の前にふたりが着くと、
案内してくれた隠の女性が、

「新郎、煉獄杏寿郎さん、
新婦、都希さん、
ご入場です!!」

と叫んで襖を開けた。
大広間には招待客が百人程いて、
そのほぼ鬼殺隊の面々だった。
上座の方に、産屋敷家の面々、
煉獄の父の慎寿郎、弟の千寿郎、
そして煉獄家の親戚が来ていた。
座敷なので皆、正座だ。

その間を、煉獄と都希は腕を組んで、
高砂に座った。
都希はウェディングドレスで正座は無理なので、
高砂席はテーブルと椅子が置いてあり、
そこに座るように促された。

それから、何故か司会進行は
宇髄が仕切った。

「祭りの神の俺がこんなめでたい式を
仕切らないで誰が仕切るんだ!!」

確かに。
その後、乾杯。
そして、会食のスタート。
料理人の料理の説明があったが、
ほとんど誰も食べるのに夢中で聞いてない(笑)

その後は、

「それでは、ケーキ入刀だ!」

宇髄が真面目に司会進行する。

「ケーキ入刀か…君はこれがしたかったん
たよな?」

「はい♡お願いを聞いてくださり、
ありがとうございます♡」

都希がニコッと煉獄に微笑みかけた。

「本来なら、樽酒を鏡開きなんだそうですけど、
どうしても杏寿郎さんと
ケーキ入刀がしたくって♡」

都希は嬉しくてたまらない、
という笑顔だ。

ああ、俺はこの笑顔を見る為だけに
ここにいるんだ。
これからはずっと見れるんだ。

幸せだなあ♡

と煉獄がしみじみと思っていると、
三段重ねのケーキが運ばれて来た。

「では、ふたりのはじめての
共同作業、ケーキ入刀だ!」

「では、どうぞ」

隠の女性がキレイなナイフを
ふたりに渡す。

「このナイフをふたりで持って
刺せばいいんだな!」

「練習もしましたよね!」

ふたりはケーキ入刀の練習もしていた…

♪───O(≧∇≦)O────♪

司会進行は祭りの神(笑)
宇髄さんです。

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次回の更新は
11月29日の20時、
#370 歓談
の一話のみの更新です。

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね? もし、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね? (2021年11月20日 18時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations  
作成日時:2021年11月20日 18時

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