緋炎と桜花 #22【煉獄杏寿郎】【鬼滅の刃】

#326 柔らかい感触 ページ14

※今回、危ない表現あります。
苦手な方はご注意ください※

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顔を赤らめながら振り返って都希は言う。

「わかってる」

「三回だけですからね！」

指を三本立てて、三を主張して
更に念を押された。

「そんなに信用ないのか？」

「そう言う訳ではないですけど…」

「では……」

ドキドキドキドキ。
背中越しに都希の鼓動が聞こえてくるようだ。
両手で胸を触ると『むにゅん』と
音がしたような気がした。

「んんっ…」

都希がとかすれるような小さな声を出して
体が少しだけビクッと跳ねた。

(うわっ、思ってたのより
すごく柔らかいっ…！)

何度も確認するが、
煉獄は童○ではない。
ただ、遊郭で恋愛感情抜きで
遊女としか遊んだことがないので、
目の前の好いた女子の都希が
はじめての相手のような感覚なのだ。

わかりやすく言えば
心は童○のままなのだ。

(つきたての餅よりも柔いぞ！？
手のひらから溢れそうだし
指が埋もれそうだ…)

もう一度揉むと今度は『もにゅん』と
音がしたような気がした。
今度は、

「あんっ……」

と、やっぱりかすれるような声で小さく喘いだ。
息も荒くなっているようだ。

「可愛い声だな」

「やだっ、忘れてください！」

表情は見えないが都希の心臓の鼓動が
強くなったような気がする。

表情が見えないから
柔らかい胸の感触だけが
こちらに伝わってくる。
なんだかそれだけで危ない気がする…

どんな顔してるんだろう。
見てみたい…

と、煉獄が思っていたら、
不意に都希が振り返った。

「あ、あと一回ですからね！」

♪───Ｏ(≧∇≦)Ｏ────♪

今ならマシュマロでしょう。

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