#25 ラブラブ・一 ページ12
「とにかく煉獄さん、都希さんに
鞄を渡してあげてください」
「うむ!これだな!!」
煉獄は都希の通学鞄を差し出す。
「ありがとうございます。煉獄さん。
これですよ、これ」
都希は令和から持ってこれた
キメツ学園の通学鞄を思わず抱きしめた。
「それでよかったんだな!」
「はい、そうです。本当にありがとう
ございます。煉獄さんを案内してくれた
鴉ちゃんにもお礼言いたいんですけど」
「杏寿郎〜モウドコニモ行カナイト
言ッテ〜」
ヘロヘロと煉獄の鎹鴉の要が煉獄の肩に
止まった。今夜は働きづめだ。
「うむ!さすがにもうどこにも行かないぞ!」
「鴉ちゃんが喋ってる…
すごーい、賢ーい!可愛い!!」
「エッヘン!!」
要が胸を張る。
「煉獄さん、この子、
なでなでしていいですか?」
「ああ、いいとも」
煉獄は肩から腕に要を移動させて、
都希の目の前に要を差し出す。
肩に止まらせたままだと都希が届かないからだ。
早速、都希は要をなでなでする。
「やーん、可愛い!
私、鴉に触ったのはじめてです!」
「それはよかった!」
またふたりで楽しく会話を始めた。
しのぶがまたツッコむ。
「だーかーらー!
イチャイチャするのはあとに
してください!!」
「特にそう言うつもりはないが?」
「特にそう言うつもりはないですが?」
ふたりの声がダブる。
(て…天然さんの×二だわ……
イチャついてる自覚もないなんて…)
しのぶは頭を抱えた……
♪───O(≧∇≦)O────♪
なんやらラブラブ(笑)
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://ameblo.jp/mienya-suzume/entry-12667198823.html
作成日時:2021年3月31日 20時