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ついにヤクルトの試合が始まった…!
今日は、村上選手ファンの友達と来てる。
友達「やば、やっぱりこの席、近いね!!」
「やばい…。かっこよすぎる…。」
友達「てっと、来たよ!!」
哲人…?山田さん…?(どっちで呼べばいいんだろう…)
の応援歌を友達と一緒に大合唱
カキーン!!
山田哲人!グランドスラム!!
「やば…カッコよすぎるんだけど……。」
友達「いやぁ……凄すぎるわ…」
ヤクルトは試合に勝利し、ヒロインは山田哲人!!
哲人「最近、体調が良くて。今日も朝から打てる気がしてました。」
体調が良いのが私のご飯のおかげ!!
とかだったらいいなぁ………。
よし、明日からも頑張ろ。
友達と帰ろうとしていると…
哲人「え?橘さん…?」
「えぇ?」
友達「はっ!?」
哲人「やっぱり、そうだ。しかも背番号1だし……。」
友達「え?あんた、てっぱちくんと知り合いなの?なんで言わなかったのよ!!!」
「つい最近だよ、知り合ったのは。家政婦になったの。」
哲人「あの…これから家っすか?」
「はい、また明日の朝に…」
哲人「一つだけ、質問いい?」
「なんでしょうか…」
哲人「俺のファンなん?」
「…はい。」
哲人「そーなんや…言ってくれたら良かったのに。」
友達「いや、この子めっちゃ山田選手のこと大好きなんですよ。」
「ちょ、ちょっと…」
友達「山田選手しか見てなさすぎて、彼氏いたことないんですよ。」
「もう!いらんこと言わんでや!恥ずかしいやん……。」
山田side
このとき俺は、橘さんのことを可愛いって言いそうになった。
彼氏いたことないとか、意外すぎたし…
俺のこと、ずっと見てくれてるところに、
ちょっとだけキュンとした。
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作者名:澪 | 作成日時:2021年12月18日 18時