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立て続けに事件は、起きる。





ブー、ブー



私の携帯が鳴った。





哲人「電話やろ?出てええよ?」









「もしもし。」







?「もしもし。元気してる?」






「え?咲人?」






咲人(さくと)は、私の幼馴染でプロ野球選手。
(咲人は、完全オリジナルキャラです。)





咲人「おぉ、正解!」






「さすがに分かるよ。間違えるわけないやん。」






咲人「で?元気にやっとる?」




「うん。咲人は?」





咲人「元気元気!」





「急にどーしたん?電話なんか。久しぶりすぎて、びっくりしたやん。」





咲人「なんで電話せんってことになったか覚えとる?」




「覚えとるよ!先発登板できるようになるまでは、野球に専念したい。私に甘えたくないって。」




咲人「そんなことまで言ったか?」




「うん、ぜーったい言った。…え、待って?先発なん?」




咲人「そ。」




「ええ!おめでとう…!中継ぎの咲人もかっこよこったけど、先発かぁ…。」



咲人「元々、中継ぎのピッチャーとして鍛えられる予定やったんやけど、俺がめっちゃ頼みこんで、めっちゃ練習して……」





「ぐすっ……」




咲人「はっ!?A泣いとるん?」





「泣くに決まっとるやん!もう、今度お祝いする。」





咲人「楽しみにしとくー。あ!試合見に来いよ!」




「え!行きたい!」




咲人「あ、ヤクルト戦だけど俺を応援してくれるよな?」




「えー。悩ましい…。咲人のことは、応援する。」




咲人「緊張する…。」




「私も。」




咲人「なんでだよ笑。」





「当たり前でしょ。咲人……凄いよ…」




咲人「ありがとう。でも、ここで結果残さんと…」





「力入りすぎるのも良くないし、リラックスね!」





咲人「おう!あ、A。」





「ん?………わっ!」





咲人「え?どうかした?」





山田さんが肩をツンツンとしてきた。




すると、口パクで「な・が・い」と。




「ごめん、咲人!時間が…」



咲人「あぁ、分かった。まあ急ぎの話じゃないし、また今度な!」



「うん!じゃあね。」





哲人「やっと終わった。」





「すみません。長くなってしまって。」




哲人「誰?」






「え?」






哲人「咲人って誰や。」






「どうしたんですか?急に…。」





哲人「彼氏おらんのんやないん?」






「なんでちょっと怒ってるんですか?」




.















.







哲人「好きや。」

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作者名: | 作成日時:2021年12月18日 18時

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