情に深い用心棒 ページ31
「助けてくれてありがとう」
突然の言葉に、次元は目を開く
次元「塩らしいじゃねぇか」
「ほんとに、死ぬかと思った」
次元「けっ!良く言うぜ」
その言葉にAは首を傾げた
次元「お前、撃ち抜くってわかってただろ」
「ん?」
Aは落ちる最中で上げた腕の伸ばした鎖を思いだす
「撃ち抜いてくれるのはわかってた、でもその後なんて想像もしてなかったわ」
次元「なんでわかったんだよ、撃つって」
「ふふっ」
とAが軽く笑うと次元はムスッと眉を顰めた
次元「なんだよ」
「私が他の男と抱き合いながら死ぬなんて、あなたは許したかしら?」
次元「…かーーッ!!」
ガシガシと頭をかいて俯く次元にAは笑い声を上げた
「あははッ!!いやーー情に深い用心棒さんでッ!」
次元「てめぇ今度死にかけても助けてやんねぇぞ!!」
「あーいいの?私なしで…?」
足元に落ちていた次元の帽子を拾い上げるとそれを指でくるくると回した
次元「そうだな。 なら、提案なんだが」
そういうと次元はAに真剣な眼差しを向けた
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たえ(プロフ) - 次元カッコイイです!小説すっごい面白かったです。番外編期待してます! (2019年12月22日 18時) (レス) id: 19d0561e97 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - やってくれましたねぇ!!次元大好きです。ななこさんの小説、本当に良かった〜!また作ってくださいねっ! (2019年8月28日 22時) (レス) id: bc7a5e9a20 (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - いちごだいふくさん» いやぁこちらこそこんな感じで良かったですかねぇ……尊い (2019年8月27日 20時) (レス) id: ac6c3bd1ce (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく - いやぁ、まじありがとうございますm(_ _)m次元尊い (2019年8月27日 19時) (レス) id: ecd32e4b78 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく - ありがとうございます笑笑 (2019年8月25日 20時) (レス) id: ecd32e4b78 (このIDを非表示/違反報告)
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