検索窓
今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:92,931 hit

助け ページ8

ルパン「そんで次元、大丈夫か?」




次元「あぁ大丈夫だ、それより今まで何してた」




ルパン「いやぁとっつぁんが来ちまってよ?巻くのに時間がかかっちまった」




不二子「あら……ちょっと藍玉の小刀じゃないの!」




不二子はAの横にあった小刀を取りあげ見つめた




「うん、たまたま拾って……五ェ門?」




不二子やルパンと話していると五ェ門はそっぽ向いてこちらを見ようとしなかった




不二子「ふふ、きっとコレよ」




そう言うと不二子はAの足をツンツンとつついた





五ェ門「はっ、破廉恥な……ッ」





ルパン「アララAちゃん、そんな美味しそうな姿になっちゃってえ……僕ちん我慢でぇーきなぁーい!」




そうしてAにルパンが飛かかるとその身体を次元は自分の方へと寄せた




その勢いのままルパンは顔面から床に滑り落ちた




ルパン「ブヘーーーッ!!!痛え……」




次元「たっく……帰るぞ」




そう言って次元は立ち上がるとAは倒れたルパンの所に行ってデコピンを繰り出した




その姿を見る次元の隣に不二子が並んだ




不二子「あなた、よく我慢できたわね?」




次元「…何がだ」




胸ポケットにあるはずの数十本の飴がない事に気づき短く舌打ちを打った




不二子「分からないなら言ってあげる?」




次元「いや、いい」




そう答えると不二子はクスクスと笑った




不二子「あなたがこんなに慎重になるのも珍しいわね」




「そんなに大切?」と続ける不二子にハハッと笑った




次元「自分の餓鬼みたいなもんだよ、危なっかしい感じがな」




不二子「ふぅん、でもあんまりうかうかしてられないかもよ?」




次元「あ?」




不二子はチラリとAを見た




不二子「子どもはいつか親離れするし、気づいた時にはもう他の人の物って事もあるわ」




次元もその言葉にAを見た





不二子「意味のない意地なんて張らない方がいいんじゃない?」




次元「…肝に銘じるよ」

盗聴 【次元side】→←目覚め



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
111人がお気に入り
設定タグ:ルパン三世 , 次元大介 , 次元
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ななこ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年5月28日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。