シメと〆 【次元side】 ページ50
次元｢悪いが、水とシメを貰えるか？｣
近くを通った店員に声をかけた
｢シメ？｣
次元｢美味いって話だ｣
茹でたうどんを鍋に入れると再び香るタレの香りに
人の気も知らずAは再び頬を緩めた
｢ん……！おいひぃおいひぃっ！｣
次元｢飲んでから喋れ｣
｢これ！今度お店で作る！！｣
次元｢おぉ、そりゃ楽しみだ｣
｢ん！｣
最後のうどんを食べ終わりAに声をかけ車に乗った
｢はぁあ、美味しかった……｣
次元｢腹いっぱいになったか？｣
｢うんっ、ありがとう…大介♪｣
次元｢なっ！｣
握ったハンドルに力が入ると走る車が少し揺れた
｢わっ！｣
次元｢す、すまねえ｣
落ち着け、深呼吸だ……
大きく息を吐き心を落ち着かせた
次元｢急に呼ぶんじゃねぇよ｣
｢さっき呼んでって言ったじゃん｣
次元｢そんなサービスしてくれんだな｣
｢美味しかったからね｣
あの料理を生み出してくれた奴に感謝を思い浮かべながら微笑んだ
次元｢美味かったならいい｣
｢これでアイスも食べれたら嬉しいなぁ…
あ、さっきの看板にこの先にアイス屋さんあるって｣
次元｢最初からそれが狙いだったのか！｣
｢ソンナコトナイヨ｣
鼻歌を歌うAの肩を軽く押すと悪戯に微笑んだ
次元｢アイス食ったら帰るからな｣
｢うんっ！｣
春が来たように微笑むAを見て
心を踊らせるのだった
ルパンとの約束の日まで
あと、1日
☆○o。 作者です 。o○☆
はじめまして
読んでくださってありがとうございます！
小説で作者からが入るのあまり
好きではないので手短に……
誤字脱字が多い読みにくい小説を
見て下さりありがとうございます！
明日以降続編を書く予定です。
もし宜しければお付き合いお願い致します！
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