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晩酌 ページ7

次元に酷く懐いたのか

少女は次元の布団に忍び込み寝息を立てていた




気配を出さずに布団から抜け出し、リビングへ出る




ペルラは何やら不思議な機械を操作していた




資料を見て、書き記し、また作業する




それを繰り返したところで、ようやく次元に気づき机から離れた




ペルラ「寝た?」




次元「あぁ」




ペルラ「そう、ごめんなさいね。助けて貰ったのにわがまままで聞いてもらって…」




次元「いいさ、たまには悪くねぇ」




ペルラ「よかった…なんか飲む?」




ペルラは酒棚をちょいちょいと指さした




次元「…スコッチが多いな」




ペルラ「うん、バーボンは癖が強くて…」




ふたつのグラスにゆっくりと注がれるスコッチウイスキー




次元はそれを持ち喉へと通した




次元「うまいな」




ペルラ「ね、美味しい」




しばらく、沈黙の時間が続き




スコッチの瓶が殻になり、バーボンに手をつけて数杯目





ペルラはゆっくりと口を開いた







ペルラ「もし大勢の罪のない人を殺してしまう術を

あなたが持っていたら、どうする?」





冷蔵庫の電子音だけが小さく木霊する




次元「…俺のことを言いたいのか」




ペルラ「ふふっ、あなたは罪のない人を殺さないでしょう?」




カランと氷が溶ける音を鳴らし、ペルラはバーボンを流し込んだ




ペルラ「そんな力を、持ってしまった人間は…どう生きればいいのかしら」




遠くを見ているようで、近くを見ている




そんな表情を映し出した




次元「持っちまってるなら仕方ねぇさ」




ペルラはぽかんと口を開けて首を傾げた




次元「使うか使わねぇかはお前さん次第だ。
だが、その答えに意味を持つのは大事なんじゃねぇか?

……それが、例え最悪の状況になっちまったとしてもだ」




開けた口をぐっと噛み締め、息を思いっきり吸うとそれを飲み込むようにした




次元「大事な奴もいるんだろ?お前さんは、道を踏み外すんじゃねぇ」




そう言うと次元は残ったバーボンを飲み干すと、用意された寝室へと向かった

約束とお礼→←お泊まり



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エレン(プロフ) - いちごだいふくさん» いちごだいふく様♪とっつあんの回を作りたいなですがなかなか難しい…執念はさすがすぎますね笑 (2019年11月22日 14時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく - 銭形さん…相変わらず執念が凄いな…流石ですわぁw (2019年11月21日 13時) (レス) id: ecd32e4b78 (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - マリイさん» マリイさんはじめまして!次元かっこいいですよねぇ…… (2019年11月17日 18時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ルパン三世の中では次元が1番大好き 初恋相手です (2019年11月17日 14時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - リオさん» リオさん!続編も見に来てくださってありがとうございます!ゆるぅくお付き合い下さい! (2019年10月23日 0時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななこ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年10月19日 7時

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