香りの中で、眠りに落ちて ページ50
落ち着いた場所に行くと、ルパンはこれまでの経緯を銭形に話した
銭形「そんなことが……」
ルパン「だからよォとっつぁん、見逃してくれよお」
銭形「ﾑﾑ……」
腕を組みながら唸る
そして意を決したように顔を上げた
銭形「その任務が終われば、俺は必ずお前らを逮捕する」
ルパン「さーすがとっつぁん話がわかるぜ」
五ェ門「して、これからどうする」
次元「このままここにいるのは危険だぜ」
次元は震えるAの肩にジャケットをかけながら言った
「ありがと」
そう言うと次元は優しく微笑み背中を摩った
ルパン「日本に戻った方がいいな」
不二子「ええ、ここにいる情報が盛れた理由も知りたいしね」
銭形「ならこの先に車を止めてある、それに乗って行けばいい」
ルパン「サンキューとっつぁん！！」
そうして近くの車を見ると4人乗りだった
銭形「ﾑ……2回に分けてだな」
その瞬間ルパン達は勢いよくその車に乗り込むとアクセルを踏んだ
銭形「お、おいルパン！？」
ルパン「わりぃなとっつぁん〜！」
銭形「その車は4人乗りだぞ！道路交通法違反…ｯ
ルパァーーーーン！！！！！」
次元「狭めぇよ五ェ門！！！」
五ェ門「ｯ…致し方ぬ……」
「五ェ門、こっち来てもいいよ？」
後部座席では五ェ門と次元が異常な近さで席に座った
そして五ェ門はAとの近さに動揺し次元へと体重をかけた
次元「おめぇこっち来い！」
「わっ！！」
次元は逆方向にいるAの手を引くと自分の足の間に座らせた
「狭い！！」
次元「ﾊｯ！スペース活用できてよかったな！」
「うざ〜！寝る」
そう言ってAは前の座席に頭をつけようとしたが
その身体は次元へと預けられた
次元「着いたら起こしてやるよ」
視界が煙草の香りと共に暗くなると、次元の帽子が顔を覆うのが分かる
スモーキーなその香りと、どこか甘い香りも感じながら
Aは次元の鼓動に呼吸を合わせ、ゆっくりと意識を遠のかせた
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
作者です
主人公と次元の恋愛は
外国の恋愛をイメージしておりまして……
言葉は要らないと言いますか、それぞれの想いという所に注目して見ていただければと思います。
誤字脱字多くなりまして、引き続きクレームコメントお待ちしてます！笑
では、またpart3でお会いしましょう！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 182人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エレン(プロフ) - いちごだいふくさん» いちごだいふく様♪とっつあんの回を作りたいなですがなかなか難しい…執念はさすがすぎますね笑 (2019年11月22日 14時) (
レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく - 銭形さん…相変わらず執念が凄いな…流石ですわぁw (2019年11月21日 13時) (レス) id: ecd32e4b78 (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - マリイさん» マリイさんはじめまして！次元かっこいいですよねぇ…… (2019年11月17日 18時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ルパン三世の中では次元が1番大好き 初恋相手です (2019年11月17日 14時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - リオさん» リオさん！続編も見に来てくださってありがとうございます！ゆるぅくお付き合い下さい！ (2019年10月23日 0時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
