異彩の宝石 【主人公side】 ページ29
「ちょ、次元…」
ズカズカと店の中へと躊躇なく入る次元を大慌てで追いかけた
そうして腕を掴むとグイッと引っ張った
次元「なんだよ」
「ここで盗みはヤバいって!!!」
背伸びをして耳元でそう呟く
この場所はスペインでも一流の宝石ブランドの店だった
次元「ハハッ、安心しな 盗みはしねぇよ」
「え、そうなの?」
次元「あぁ」
そう言って次元は口角を緩ませるとショーケースを覗いた
次元「お前さんも見てみろよ」
そう言われて渋々ショーケースを覗く
「……いい腕ね」
ブリリアンカットされた小さな宝石があしらわれたネックレス
派手さはないけど、繊細な加工
上品って感じだなぁ
次元「なんだ、ネックレスなんて付けんのか」
「そりゃあ、たまにはね……ぁ」
ゆっくり歩きながら見ていると
数あるジュエリーの中で異彩を放つ物があった
「次元、これすごく素敵よ…」
次元「ん?……あぁ」
先程よりは実は落ちるかもしれないが
どのジュエリーよりも丁寧で独特なカット
しばらくぼぉっと見つめていると店員さんがそのジュエリーの箱を手に取って奥へと持って行った
「ちょっと見すぎたかな」
次元「盗むって思われたんじゃねぇか」
「次元にだけは言われたくないよ」
次元「ケッ…飯食いに行くぞ」
「はぁい」
そして再び次元の後ろを歩いた
その見た目は 【主人公side】→←伝う熱 【主人公side】
182人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エレン(プロフ) - いちごだいふくさん» いちごだいふく様♪とっつあんの回を作りたいなですがなかなか難しい…執念はさすがすぎますね笑 (2019年11月22日 14時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく - 銭形さん…相変わらず執念が凄いな…流石ですわぁw (2019年11月21日 13時) (レス) id: ecd32e4b78 (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - マリイさん» マリイさんはじめまして!次元かっこいいですよねぇ…… (2019年11月17日 18時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ルパン三世の中では次元が1番大好き 初恋相手です (2019年11月17日 14時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - リオさん» リオさん!続編も見に来てくださってありがとうございます!ゆるぅくお付き合い下さい! (2019年10月23日 0時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ