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小屋での出会い 【次元side】 ページ3

?「近くに私達の家があるので……どうぞ」




この女はさっき俺が言った意味をわかっていやがるのか?




次元「なんだ、茶だけじゃねぇのか?」




?「?……あ、お菓子もありますよ!」





「丁度夫が美味しいお菓子を…」と笑いながら言う女

どうやらとんでもない鈍感な女のようだった




だが見た目は、不覚にも美しいと思ってしまうほど。




日本の旦那はさぞ鼻が高いだろう。




そんなことを考えながら、ゆっくりとした足取りに続くと突然大きな空間に出た






次元「こいつは……」




そこにあったのは、真冬にもかかわらず生き生きと花が咲き乱れていた





「不思議でしょ?冬なのにお花が咲くんです

レイェンダの花畑っていうの」




そして丘の上へと行くと、そこには小さな小屋がひとつ建っていた




その扉をゆっくりと開けると




中から暖かな風と、なにか小さなものが飛び出した




?「おかえりっ!!」




その小さな物体を女は膝を屈めて抱きとめた




?「ただいま、いい子にしてた?」




?「うん!……?」




あどけない瞳が俺を捉えると、女はその視線に気づいた




?「あ!!そう言えば名前を言ってなかったわ」




慌てて立ち上がる女と目が合うと

こちらを見て微笑んだ




ペルラ「私はペルラ、こっちは娘よ。助けてくれてありがとう」




次元「次元大介だ」




ペルラと名乗る女の足に隠れるガキに膝を折り帽子から瞳をのぞかせる




次元「よろしくな」




そう言うとペルラ同様に柔らかな笑みを浮かべて
それでいて小さな声で「こんばんわ」と言った

科学者の女→←異国の女



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エレン(プロフ) - いちごだいふくさん» いちごだいふく様♪とっつあんの回を作りたいなですがなかなか難しい…執念はさすがすぎますね笑 (2019年11月22日 14時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく - 銭形さん…相変わらず執念が凄いな…流石ですわぁw (2019年11月21日 13時) (レス) id: ecd32e4b78 (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - マリイさん» マリイさんはじめまして!次元かっこいいですよねぇ…… (2019年11月17日 18時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ルパン三世の中では次元が1番大好き 初恋相手です (2019年11月17日 14時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - リオさん» リオさん!続編も見に来てくださってありがとうございます!ゆるぅくお付き合い下さい! (2019年10月23日 0時) (レス) id: cd79ee8b93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななこ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年10月19日 7時

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