83 You ページ33
七海：着いた！ここはいいから！A先いって！
A：でもっ七海：いいから！
翔太：急げっ！
ラウール：間に合わないっすよ！
A：…わかった！！
みんなに背中を押され急いで国外線の搭乗口に走った
お願いっ…間に合って
まだ行かないで…まだ伝えなきゃいけないことがあるから
心の中で何度も何度も強く願った
〜海外戦搭乗口8番
辺りを見回すと…
A：いたっ…蓮くんっ！！！！
自分でも信じられないくらいの大きな声で
私は蓮くんの名前を呼んでいた
蓮くんは私を見ると驚いた様子で私の名前をよんだ…
目黒：Aちゃん…？！
時間がない…そんな事は分かってる
だから…今まで言えなかった分
何度も飲み込んだこの言葉を蓮くんにぶつけよう
私…もう…泣かないよ
ちゃんと伝えるから
A：私…蓮くんが好きです！！
目黒：？！
A：蓮くんが遠くに行っちゃうって分かってからずっと…苦しくて、私の気持ちが蓮くんの邪魔になるんじゃないかって…沢山悩んだけどっ…
そう…何度も蓮くんを諦める言い訳を見つけたけど
どれだけその言い訳を見つけても
ひとつの好きがかっちゃうくらい
私はやっぱり…
A：私は…やっぱり蓮くんが好き。…どんなに離れててもそれは変わらないから…
そう言うと蓮くんはキャリーケースを手放し
泣きそうな私をあの時のようにギュッと抱きしめてくれた
蓮くんの力が以前と比べて強いのがわかる
目黒：いいの…？俺…このままアメリカいっちゃうんだよ…。
わかってるよ
A：うん…
目黒：遠距離どころか…海外だよ…？
それでも…A：いいよ。蓮くんがいいの…。
私はもう迷わない
この気持ちはもう私だけの物じゃない
みんなから勇気をもらったから
目黒：Aちゃん…
A：ん…？
目黒：大好き
そう言って蓮くんは私の頬に手を伸ばし
私の顔を自分の方に向け…
そっと優しいキスをした
A：…/////
目黒：このネックレス外さないでね…笑
そう言って私の首元にあるネックレスにもキスをする
目黒：Aちゃんも…俺のブレスレットにキスして？
A：へ？///
目黒：早くっ…笑
そう言われて蓮くんのブレスレットにおずおずとキスをする
目黒：これで離れてても関節キスできるね笑
A：か、キ、キス？！////
目黒：ははっ笑/// 照れすぎだって笑
Aちゃん…ありがとう
そう言う蓮くんは真っ直ぐ私の目を見つめる
ああ、もう本当にいっちゃうんだ
その時…
？？：おい！めめーーーーーー
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amn(プロフ) - 番外編のリクエスト！ありがとうございます！番外編書いてみたのでどうぞ読んでみてください笑 (2020年7月1日 1時) (
レス) id: 792676874f (このIDを非表示/違反報告)
pqef79jn7en306g(プロフ) - 番外編見たいです！ (2020年6月15日 1時) (レス) id: 57539d1eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amn | 作成日時：2020年6月11日 17時
