僕の声で守るよ

無機質な機械音 ページ35

瑞稀side





あー今日YouTubeの撮影かぁ何やるんだろ




優｢でもさぁー昨日のA可愛かったよね〜式の時の！｣


ﾋﾟｸｯ



猪｢朝の起こし方は色気もくそもねーけどな笑｣


橋｢えーでもあれはあれで良くない？｣



作｢Aのウエディング写真撮ったけど送る？｣


優｢え！送ってー！｣



瑞｢おい！お前ら人の嫁だぞ！｣


橋｢いいじゃんメンバーだし笑｣



瑞｢そういう問題じゃn｣



ﾌﾟﾙﾙﾙ



瑞｢ﾁｯ誰だよ…病院？｣



瑞｢はい｣



看『先生が急ぎてきて欲しいって、Aさんが倒れて今危険な状態で…』



瑞｢え、えっと今すぐ行きます！｣


ﾌﾟﾁｯ



橋｢ん？みずっくんどしたの？｣


瑞｢Aが倒れたって！｣



優｢とりあえず早く行こ！｣



瑞｢ごめん、でも撮影は…｣



作｢俺が話しとくからみんな先に行きなよ！｣



瑞｢ごめん作間ありがと、｣



__________



ｶﾞﾗｶﾞﾗ



先｢瑞稀くん！｣


瑞｢先生！Aは？｣



先｢今は部屋のベットに寝てるけど…もう、長くは、今日中には…｣



瑞｢は！んだよそれ！意味わんねーよ！！｣



優｢みずっくん今そんなこと言ってる場合じゃないよ、Aのとこ行こ？｣


ｶﾞﾗｶﾞﾗ



瑞｢A？A！｣


｢…み、ずき？｣


瑞｢そーだよ！瑞稀だよ。｣



｢みんな、ごめ、デビュー、一緒に出来、な、かったファンの子、悲しま、せちゃ、った｣



瑞｢そんなことないよ、｣



｢瑞稀、愛してたよ。ごめ、んね？
私を、幸せにしてくれて、ありが、とぉ、
幸せ、になって、ね？笑
ばいばい。｣



瑞｢は？何言ってんの？Aが俺の事幸せにしてくれるんでしょ？バイバイってなn｣


ﾋﾟｰ



その時繋いでいた俺とAの手が解けた…



瑞｢は？A！ねぇ、A？起きてよ！ねぇ！何してんの？なんの冗談？ね！起きてよ…泣｣



ｷﾞｭｰ



なんで、いつもみたいに笑顔で抱き締め返してよ…



瑞｢やだ、やだよぉ、起きてよA！｣



その時部屋の中は俺の声と無機質な機械音だけが響いていた。

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