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夏休みの旅行先を大阪兵庫に決めた時から大毅がなによりもたのしみにしていたユニバも朝４時起床がたたり、昼頃には眠気と疲労と空腹の総攻撃をもろに喰らってびっくりするくらいご機嫌ななめ。
赤「うぅー…」
青「おーい大毅さん、眠たいなら寝てええねんで」
赤「…やっ。ねんね…しない…」
青「遊ぶ時間ならいっぱいあるから大丈夫やで？」
赤「ねんねしないーっ！」
黄「こらこら。しーっ！」
園内のレストランに入り席についた途端うとうと…ハンバーガーを食べてはうとうと…ポテトをくちに運んではうとうと…危ないから料理をズラしてエプロンを取ろうとすると寝ないと怒る。
黄「もうぷんぷんして〜。だっこする？」
赤「……しゅる」
淳子にだっこされて３分後には寝てた。代わりばんこで食事を済ませて、大毅が寝ている間に大毅の身長でも遊べて比較的待ち時間が長い人気アトラクションに並ぶ。
赤「…んぁ」
青「あ、おはよ。タイミングばっちりやん」
黄「だいちゃんの大好きなおさるさんやで」
赤「じょーじおるん？」
黄「どうやろ…ジョージおるといいね」
キャストにも俺らにも前方のキッズエリアを勧められたけど断固拒否。淳子のひざでもきゃっきゃ言いながら充分たのしんでましたけども。
黄「いたずら好きなおさるって誰かさんみたいやな」
赤「りゅーせ？」
青「大毅やろ！」
そのあともマスコットにビビりながらアトラクションやショーを満喫しておみやげ買って帰ろかーってショップを見ていると大毅は電池切れ寸前。おみやげは淳子にまかせて歩かなくなった大毅をだっこして店の外で待ってたんだけど、またしても寝ていいよ、寝ないの攻防戦がスタート。
青「ほしいもんでもあるんか？」
赤「ちゃう」
青「だったらあとはもう電車乗ってホテルもどるだけやで、寝たったらええやん、ほれほれ」
赤「やーや」
青「何がやーやなんよ」
赤「だいねんねしたらりゅせとままらぶらぶするやろぉ」
青「そりゃするやろ」
赤「だめー！」
からかいすぎてぽかぽかと叩かれてるところに両手におみやげがパンパンに入った袋をぶら下げた淳子やってきて不思議そうに小首を傾げた。
赤「まま…りゅーせとらぶらぶしたらあかんよ」
黄「え、なに…せんよ。するわけないやん！」
青「え、せんの？」
黄「……」
赤「……」
朝から歩き回って疲れてた俺たちはなんとかお風呂に入って、ラブラブする間もなくばたんきゅーでした。
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作者名：26 | 作成日時：2022年4月26日 12時
