２２ ページ22
.
ずり這いをおぼえた大毅が毎日熱心に淳子のストーキングに精をだしていたある日の朝早くのこと、違和感をおぼえてうっすらと目を開けると真っ先に飛び込んできたのは大毅のおしりとちいさなあんよ。
青「おわっ……大毅どしたん……あ、はい」
起き上がってようすをうかがえば夜中に添い乳をしたまま恐らく寝落ちた淳子と朝イチの授乳を自発的にしている大毅。
黄「やっ、痛ぁー…」
青「淳子！？」
黄「……噛まれた…だいちゃん痛いよ…」
青「こいつめっちゃ嬉しそうにしてるわ」
黄「遊ぶならもうおしまい」
ママ〜起きてかまって〜のアピールが成功してにやにやしてたけど��おしまい��と言われた途端、あわてたように吸いついてくち動かしてるわ。
紫「だいき〜！」
緑「だいきくぅん！」
橙「だっ…あかんか」
黄「人見知りひどくて男のひとあかんっぽいんよね」
桃「やったら…だいきくー…ごめんごめんごめん！」
絶賛人見知り全開の大毅は比較的顔をあわせる機会の多いじじばばと�陲舛磴鵑燭舛砲皸堕蠅留�対応。パパ見知りもするけど、今日みたいに家族以外のひとがたくさんいて淳子が手を離せない状況になると俺にあまえてきて可愛い。めちゃくちゃ泣くし、めちゃくちゃ妥協してますってふてこい顔やし、淳子がもどってきた瞬間乗り換える尻軽ちゃんやけどな。
緑「トイレ行っただけでこんな泣いてまうんや」
青「後追いするけどベビーゲートとドアに阻まれて痛々しいくらい泣いて淳子を呼ぶんやで」
桃「淳子さん気軽にトイレも行かれへんやん」
青「ひどい時はトイレも同伴やから」
橙「ひえ〜…とんだママだいすきっ子やな」
案の定お手洗いから淳子がもどってくると腕のなかで大暴れして、淳子のもとにいってからはおひざに座ってごきげんでひとり遊び。とは言っても淳子が会話に夢中になると服を引っ張ったりおもちゃを振ったりポイしてアピールも忘れない生後８ヶ月。
赤「うーぅ」
緑「えっ！」
黄「かーみちゃんって」
赤「あっ うぅー」
緑「あかん…可愛すぎる…心臓保たんて…」
気まぐれに神ちゃんの太腿をぺちぺちしてにっこり…ハートを鷲掴みにしておいてすぐにママのもとに帰っていくわるいやつ。
青「今日いけたの神ちゃんだけやったな」
黄「このひと優しいって大毅にはわかるんやない？」
青「それかあれや。神ちゃんは身体からスキムミルクの匂いがする言われてたからそれちゃう？」
黄「絶対それやん」
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 440人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：26 | 作成日時：2022年4月26日 12時
