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３ヶ月も半ば、だいぶ首が座ってきたからうつ伏せの練習をスタートしたんだけど先に寝返りをしちゃうんじゃないかとこっちが焦るくらい手足をバタつかせて泣きじゃくる。よく淳子にうつ伏せの状態でぺたーと全体重預けてるからイケると思ってんけどなー…。
黄「わたしが仰向けで寝転がって上に乗せてみる？」
青「抱きかかえながら後ろに倒れるってこと？」
黄「それは無理…腹筋が死んじゃう…よいしょ」
肘掛けにクッションを置き、それを枕代わりにソファに寝転んだ淳子が「おいでー」と俺…ではなく俺の腕にだっこされてじーっと淳子のようすを見ていた大毅に両手を伸ばした。すると下ろせと暴れる。
黄「だいちゃん、ママのお顔をみて、そうそう」
青「え…できそうやん…」
さっきうつ伏せにした瞬間号泣してた子と同一人物とは思えないほど、あーうーあーうー言いながらにこにこごきげんで淳子の顔を見ようとがんばって首をあげてる。そのあとすぐに昼寝布団のうえでやってみたけどうつ伏せにした途端ギャン泣き。淳子のおなかのうえではにこにこしててなんでや…って思ったけど大毅の手が置かれた位置で納得した…おまえは立派なおっぱ い星人や。
青「はあ…」
緑「ため息なんて吐いてどしたん？」
青「大毅のママ大好きが爆発してんのよ」
緑「なにそれ可愛くてええやん」
青「たしかに視覚的には癒されるけど…最近は何をするにも淳子やないとあかんくて朝から晩までべったりやし、ずっとふたりでいちゃいちゃしてて完全に蚊帳の外やで！？」
緑「それはしんどいな」
５ヶ月に入ると完全に淳子をママと認識した大毅はもとより淳子大好きマンだったけど淳子愛が加速していて、片時も淳子のそばを離れずに淳子の顔を見て触ってはにこにこしている。俺がだっこしようものならギャン泣きして大暴れ…何度顔を殴られたことか。
黄「この子結構パワーあるから痛いやろ」
青「手が小さい分いいとこ入んねん」
黄「はい、よく冷やしとき？」
青「ありがと」
大毅に悪気はないけれどマンキンで振りかざしたちいさな拳が口許や頬に当たるとまぁ痛くて、淳子が濡れタオルを頬にあててくれた。ソファに腰掛ける俺と立ったまま心配そうにうかがう淳子の視線がバチっと重なり、名前を呼べば母から奥さんの顔に──。
赤「あっ うーっ」
黄「わ！だいちゃんどしたん！」
はい、知ってた──最近は家のなかでもだっこ紐の大毅さん両手両足を動かして存在をアピール。
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作者名：26 | 作成日時：2022年4月26日 12時
