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俺はとにかく心配だったからできることならはやくって思ってたけど淳子本人たっての希望でギリギリまで働いてから産休に入った。
橙「流星そっちで崇裕そっちな、せーのっ」
紫「これどこに置いたらいいん」
青「さっきスペース開けた…そうそう、そこで」
７ヶ月に入ってからネットで調べて実店舗でたくさん比較して注文・購入していたベビー用品が着々とそろいはじめ、お手伝いにきてくれた�陲舛磴鵑半隼砲亮蠅鮗擇蠅読�屋のなかをいつ赤ちゃんが来てもいいように模様替えをするとあらためて出産の日が近づいていることを知らせる。
黄「みんなお疲れさま〜、水分どうぞ」
紫「くあー生き返るぅ！」
橙「淳子ちゃん体調のほうはどうなん」
黄「むくみと腰痛が気になるくらいであとは…あ、この子暴れん坊でさ、すっごいよく動くんよ〜…流星がおなかなでると絶対蹴んねん、うれしいんかなぁ？」
紫「パパってわかるんか、天才やな」
そうやったらよかってんけど、このあと�陲舛磴鵑半隼砲�おなかなでても蹴ってたからちゃうらしい…まあ元気いっぱいなのはいいこと。なによりなにより。
紫「……あれ、いま何ヶ月？」
黄「９ヶ月入ったとこやで」
紫「え……もう産まれるやん」
黄「あ、うん、そうやね…なんで緊張してんの？」
表情を強張らせた�陲舛磴鵑鬚澆鵑覆脳个辰討韻謬せ�ちがわからないことはない。エコーを見ても心拍を確認してもどこか絵空事のようで信じられなかったけれど、日に日におおきくなっていくおなかに触れて胎動を感じて、模様替えをして受け入れる準備をしたことで恥ずかしながらもやっと実感できた気がする。
そして実感した途端そわそわしてしまう。
黄「……流星どうしたん？疲れた？」
青「いや…家族が増えるんやなーって思って」
黄「不安？」
青「そりゃ不安やけど…俺らにはめちゃくちゃ心強い味方がいっぱい居るからなんとかなるやろ…ってこんな考え方あかんか」
黄「んーん、いいと思う」
みんなから愛される子になってほしいなぁ…と呟きながら慈しむようにおなかをなでる淳子がすごく綺麗で徐ろに頬に手を伸ばした。
黄「なーに」
青「今のうちにふたりきりを楽しんどこ思って」
黄「流星──…いだっ」
青「へ、なに、なに！？」
黄「パンチされたぁ〜…ご機嫌ななめでちゅか？」
たまにおなかを押してくる足や手を認識できるけど激しすぎて突き破るんじゃないかと不安になる…どんな暴れん坊が産まれてくるんだろうか。
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作者名：26 | 作成日時：2022年4月26日 12時
