青黄２−１（★） ページ43
メモ帳にあったものを加筆
元々寝起きがいいわけではない大毅に、淳子が高校の同窓会に参加するために泊まりがけで関西の実家に帰省するから今日明日と男ふたりきりだと起きがけに話したのは失敗だったかもしれない。ギャン泣きで淳子を駅まで送って帰ってきてからは用意した朝メシには目もくれず、ほっぺたを膨らませて怒っている。
青「朝ごはん食べへんの？」
赤「……いらん」
青「ふーん。せっかくママが作ってくれたのに？」
赤「……ぁむっ」
泣いて怒って暴れて──朝から相当なエネルギーをつかっておなかが空いていた大毅は��ママ��と聞いた途端、ものすごい勢いでがっついて完食。
紫「お！大毅やるやーん！」
赤「へへっ！もおっかい！」
朝食後、抜け殻のように床に転がったまま無表情でテレビを観ていた大毅も休日の午前中だというのにわざわざ駆けつけてくれた�陲舛磴鵑乏依靴咾鬚弔�あってもらっているうちにご機嫌を取り戻した模様。
青「大毅〜！�陲舛�〜ん！神ちゃんが��お昼買うてくけどなにが食べたい？��やって」
赤「なんでもいいん！？」
青「うん、まあ、常識の範囲内やったら」
紫「大毅！せっかくやから好きなもん言うたれ！」
赤「マクドっ！おとなのやつ！」
紫「おもちゃのやつやなくて？」
青「最近はテリヤキやねんな」
紫「へえ〜〜おにいさんみたいやんか」
赤「ふふふっ」
その後すぐにマックの袋をぶら下げた神ちゃんと照史がやってきて、メンバーが全員揃ったので『ドキッ！男だらけのお泊まり会！』がスタート。昼食後は家からちょっと離れた大きめの公園まで出向いて大人たちも大毅と一緒に全力で遊び、夜ごはんのたこ焼きに入れる具材と酒類の買い出しを�陲舛磴鵝�照史・大毅に任せて俺と神ちゃんは家に帰ってたこパの準備。
橙「おお〜！大毅うまいやん！」
紫「さすが関西の男やなぁ〜！」
青「ゔぇっ…誰やたこ焼きにグミ入れたん」
赤「ぷっ、ぎゃははっ」
青「チッ！大毅か、こんにゃろ！」
素面の�陲舛磴鵑留薪召覗�湯へ。でっかい風呂に大興奮だった入浴後、知らんおっちゃんにフルーツ牛乳をご馳走してもらって大毅は銭湯が気に入った模様。
赤「やまのてせんゲーム、ママのすきなとこぉ〜」
って、寝る前の布団ではじまったんだけど。
赤「かわいい♡」
青「脚が綺麗♡」
橙「美人さん！」
赤「あきとはびじんっていったらだめぇ！！」
俺以外が褒めたら大毅に怒られてゲームにならんかった。
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作者名：26 | 作成日時：2022年2月11日 16時
