赤黄４−１（★） ページ12
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11月某日──先月の撮影時に子持ちのスタッフとの会話のなかで七五三の話題になって何の気なしに「うちは息子がちょうど５歳と３歳でふたりとも七五三やわ」とこぼしたら是非とも写真を撮らせてほしいというので撮影現場に息子たちを連れてきた。
赤「先にパパたちのお仕事あるからせなとこたはここでお利口さんに待ってるんよ？ パパと指切りして！」
まずは来月号の撮影と取材をしてから、七五三の撮影を息子だけ、家族写真、メンバー全員でする予定。５歳の兄・せなはなんとなく理解してるけど３歳の弟・こたろうはママがいいとごねる。
橙「せなー！こたー！あっくんとお絵かきしよ」
紫「うわーええなーはまちゃんもまーぜてっ！」
兄「せなくんスーパーマンかく」
橙「ええやん。こたは何描く？」
弟「こたはぱぱとままにしゅる」
安心と信頼の桐山大先生と�霤沈萓犬望譴鯊�して、俺としげはちょっぱやで撮影を進める。つぎは取材！というタイミングで先に取材を終わらせて照史たちと交代して息子たちの面倒をみていたのんちゃんが「こた限界でーす」とお絵かきよりかけっこ派のわんぱく坊主を連れてきた。
黄「どーしたん、こた。せなは大丈夫そう？」
桃「この俺を無視するくらいには没頭しとる」
黄「あはは、大丈夫そうやな」
そのままぐずぐずの弟をひざに座らせ時折相手をしながら取材を終わらせた。お兄ちゃんがお絵かきをしているテーブルにはのんちゃん・流星・神ちゃんがついてくれていて「パパとママ来たで」の声にパッと顔をあげると顔をほころばせて絵を見せてくれた。
赤「スーパーマンや！かっけー！」
兄「せなくんがかいたんよ」
緑「ほんまに上手ない！？」
黄「うん、上手！お家に飾ろうね」
みんなにほめられてうれしさを隠しきれてないドヤ顔がほんっっっとに愛おしくて髪の毛がぐしゃぐしゃになるまで頭をなでていると、だっこされていた小さな怪獣がうーうー吠えて怒りだした。
弟「こたもかいた！みて！」
黄「これパパとママやろ〜」
弟「んふ、せーかい」
赤「ここにせなとこたも描いてや」
弟「いっしょーのおねがい？」
赤「いっしょーのおねがい！」
毎日一生のお願いしてるのもちょろいのも可愛い。
しげと弟がお絵かきのつづきをしている間、のんちゃんたちの撮影をお兄ちゃんと「かっこいいね」と言いながら見学。撮影終了後は息子たちと一旦別れてお互いに七五三仕様に衣装チェンジ。
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作者名：26 | 作成日時：2022年2月11日 16時
