恋 愛 下 手-Ryousuke.Y

おべんとう ページ28

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いつも通り屋上でお昼。









山「やっぱりうまー」








そしていつも通り私の隣で、私のお弁当を奪う涼介。









「自分で作ってくればいいのに。」









山「Aのが美味しいからいいの」









いや、私が良くないんだけど。









「ところで、委員会の仕事とか終わったの？」









朝、それで先に走っていったからちょっと気になる。









山「あー、あれ？終わった終わった」









そう適当に答えると、
私の卵焼きをまた奪っていく。









「あっ、返してよ!!」









山「もう俺のお腹の中ー」









バカらしい、そう思いつつも楽しんでいる自分もいる。









山「あ、そういや今日のテストどうだった？」









「うん、いい感じ。自信あるよ」







今日は全神経集中させて受けたし、
きっと過去最高点な気がする。








山「そっかじゃあ楽しみだな、

今回から、上位5位までの順位張り出されるらしいし」








「え、そうなの!?」








初耳だ、









山「まぁだいだい予想出来るけど」









わかったような顔して
また私の卵焼きを頬張る。






予想できるって、私が一位とか？←









「って、だから普通に人のお弁当食べないでよ!!」









言うのおせーよ、って笑った。









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