頓挫と朦朧 ページ7
｢ただいま…｣
JH｢おかえりー!!あのさっあたしこのあとお泊まりデートだからA一人…って､何で泣いてるの!?｣
寮に帰るとジュヒがメイクをしていた｡
JH｢まだすぐには行かないから､愚痴って?｣
｢あのね…｣
私はジュヒに今日あったことを話した｡
サンドゥルさんにキスされて､私はジニョンさんが好きだと気付いたこと｡
ジニョンさんが好きだと､伝えようとしたが､彼は私がサンドゥルさんが好きだと勘違いしていて､話を聞いてもらえなかったこと｡
｢…それとも…ジニョンさんは私の事､嫌いなのかな…｣
JH｢こら!!すぐマイナスに考えるんだからー…それは､多分だけどね､ジニョンさんがAを好きすぎて､話を聞きたくなかったんだよ｣
｢…?好きな人の話なら聞きたいじゃん｣
JH｢それが恋人が出来たとかって内容だったら?｣
｢それは…嫌だけど…｣
JH｢大丈夫!!ジニョンさんは絶対Aのこと好きだよ!!もう一度ちゃんと､話を聞いてもらえるように会いに行きなよ!!｣
｢でも…気まずいし…｣
JH｢私が話ぐらい聞けよこらー!!ってジニョンさんに言ってやろうか?｣
｢やめてよ!!｣
JH｢前から思ってたけどモジモジしすぎ!!本当こっちがやきもきしちゃう!!言わなきゃ思いなんて伝わらないよ!!｣
｢じゅ､じゅひ…?｣
JH｢どうして相手の言葉を遮ってでも好きだって伝えないの!?サンドゥルさんを見習いなさいよ!!｣
何故かジュヒは怒り出した｡
JH｢明日仕事の時､私が無理矢理二人っきりにさせるから!!話聞いてもらえるまで私監視してるからね!?｣
｢なんか怖い!!そこまで!?｣
JH｢だってほぼ両想いなのになんでくっつかないのよ!!イライラする〜!!読者だってそう思ってるよ!!｣
｢ちょ､ジュヒ!?読者って何!?落ち着いて!!｣
JH｢ぜーはー…とにかく明日…｣
ピンポーン
JH｢やばっ迎えに来ちゃったかも!!こんな時に〜…｣
｢引き止めてごめん!!いってらっしゃい♪｣
JH｢また明日ね〜!!だ〜り〜ん♪｣
ジュヒは慌てて玄関に行った｡
彼氏と玄関で話しているのか､なんかうるさい…
はぁ…ジニョンさんに会いたくないよ…
てかむしろサンドゥルさんとも気まずいし…
もう最悪…話すら聞いてもらえなかったなんて…
はっきり言いたいことすら言えない自分にイライラする｡
…ジュヒみたいに､はっきり言えたらいいのに…
ラッキーB1A4
シヌの眼鏡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
びっぽBANA(プロフ) - この話号泣してしまいました。私はびっぽ一筋のBANAなので、びっぽのちょっとした事で泣いちゃうんですけどね/// (2014年6月8日 23時) (
レス) id: 19dc28b5a7 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - いつも楽しく読ませてもらってます♪♪リクエストなんですけど、男関係でジニョンが勘違いしちゃって喧嘩してからの仲直りで結局デレデレ///みたいなの書いてほしいです！ (2012年11月18日 20時) (レス) id: 57377e6e43 (このIDを非表示/違反報告)
あきぽ - めっさおもしろかったです！爆笑でした☆ (2012年11月17日 23時) (レス) id: 3114831a85 (このIDを非表示/違反報告)
ムキムキ - ありがとうございますwww期待以上です！！おもしろかったですwww (2012年11月17日 11時) (レス) id: 10e0a2ff7e (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - さすがです。肩を震わせてしまいました。 (2012年11月17日 1時) (レス) id: 248bd793c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年8月26日 23時
