気の利いた言葉*シヌside ページ28
シヌside
｢ジニョンー？入るぞー｣
あんなに美味しいご飯が冷めるのは勿体ないから、俺はジニョンを起こしに来た。
JN｢…シヌ？｣
ありゃ、起きてんのか。
｢Aちゃんのご飯冷めたら勿体ないから早く起きて温かいうちに食べろよ｣
…ていうか、なんでそんな部屋の隅っこで体操座りしてるんだ？
JN｢シヌ…俺…昨日…｣
ジニョンは言葉を手探りで探しながら話すかのように、途切れ途切れで何かを言おうとする。
…ジニョン？
JN｢昨日…無理矢理Aちゃんのベッドに入って…襲おうとしちゃった…｣
｢え？襲おうとしちゃった、ってことは実際してないのか？｣
JN｢体が止まらなくて。抱き締めて、寝たフリして困らせた｣
｢………。｣
JN｢嫌われたくないのに、どうしても触れてたくて、返事も待たずに勝手に…キスしようとした…｣
…ジニョン。
お前はそんなに弱い奴だったか？
まだ出会って一日目だったのに、そこまでAちゃんに惚れちゃったのか？
恋愛に詳しい訳じゃないし、ジニョンがどれだけAちゃんに想いを馳せてるのかなんか分からない。
だけど､こんなジニョンを見るのは多分､初めて｡
｢とりあえずまだ手出してないんだろ？なら良いじゃんか。多分、Aちゃんはお前のこと嫌いにはなってないよ。気まずいかもしれないけど、大丈夫だから、元気出せ｣
俺にはこんなことしか言えない。
もっとジニョンのためになる言葉をかけてあげたかったけど、そんな気のきいた言葉は思い浮かばなかった。
Aちゃん、不思議な子。
たった一日もかからないでこんな沢山の男を魅了しちゃうなんて。
本人は気付いているのだろうか。
自分が魅力的すぎる人間だということに。
ラッキーB1A4
ジニョンの歌声
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鈴(プロフ) - はじめまして！続編に行ってからチョー時間経ってるのになんかすいません（汗）ドキドキし過ぎて10分ぐらいでイッキ読みしちゃいましたww続きも徹夜してイッキ読みしちゃいますね♪ではではアンニョン☆ (2013年8月4日 23時) (
レス) id: d2b871a282 (このIDを非表示/違反報告)
しゆん - 初めまして♪凄く面白かったです☆これからも更新待ってます！！ファイティン☆ (2012年7月12日 18時) (レス) id: 5c33563ca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淵沢ミヨン | 作成日時：2012年7月10日 13時
