君を僕に下さい*ゴンチャンside ページ47
ゴンチャンside
｢本当は会っちゃいけないから…あの時すぐどこかに…｣
梢｢あいつらの監視がどこまであるのか…どこまでが本当でどこからが嘘か分からないから…会いたくても会えないの｣
BR｢なぁ…会社絡みの詐欺って…なんか聞いたことあるんだけど…何だっけ…｣
CN｢確かに…何か聞いたことがあるような…｣
梢｢ヒョヌくんよ｣
GC･CN･BR｢マネヒョン…!?｣
僕らはびっくりしてつい聞き返してしまった｡
梢｢ヒョヌくんも同じ詐欺団体に騙されて…あの人がヒョヌくんを助けて社員にしてマネージャーにさせてたのよ…｣
知らなかった｡
社長とマネヒョンがそんなに深い関係だったなんて｡Aが実は危険な立場だったなんて｡
…やっぱり僕がAを助けなきゃだよ｡
助けてもらいたいけど､助けなきゃ｡
その時､脇腹に突然痛みが走る｡
…何で…助けたいのに黙って見てろっていうの?
CN｢チャニ､顔色悪いぞ?｣
｢あっ…大丈夫…｣
BR｢ショックかもだけど…落ち着けよ?｣
｢…僕が…Aを助けてあげなきゃ｣
つまり僕は守られるのでなく守りたい､君だけを
つまり僕は守るのでなく守られたい､君だけに
梢｢…あなたはまゆ…Aが好きなの?｣
梢さんは微笑みながら僕を見た｡
｢はい､彼氏です｣
僕は即答する｡
梢｢ふふふ､いつの間にか大人になったのね…｣
梢さんの笑い方はAにそっくりだった｡
｢梢さん｣
僕は無意識にファミレスの床に膝をついていた｡
BR｢チャニ!?どうしたんだよ!!｣
梢｢ちょ､何してるの!?｣
｢Aを僕にください｣
梢｢…!!｣
｢僕がAを一生守ります｡詐欺団体が来ても､僕が何とかします｡Aを絶対に見捨てたりしません｡Aを絶対に幸せにします｡だから…Aを僕にください｡お願いします…!!｣
CN｢ちゃ､チャニ…｣
僕は目をぎゅっと瞑った｡
本気だった｡
冗談と思って欲しく無かったから土下座をした｡
梢｢…本気で言ってるの?｣
｢本気です｣
僕は迷わなかった｡
梢｢…一つだけ…条件があるわ｣
｢…なんですか?｣
梢｢…まゆに会わせて…?あいつらが来ても…あなたが守ってくれるんでしょ…?｣
梢さんも僕と同じ姿勢――土下座をした｡
｢梢さん!!やめて下さい!!｣
梢｢私の娘を…Aをよろしくお願いします｣
僕は深く頷いた｡
そして梢さんを立たせる｡
僕らは梢さんと別れ､ホテルへ戻った｡
ラッキーB1A4
ジニョン
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きょん - おもしろいです！！更新まってます!! (2012年10月10日 20時) (
レス) id: 46eefcc99c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - やっぱさすが!!ドキッとする展開。 (2012年10月8日 1時) (レス) id: 6311b8f6ea (このIDを非表示/違反報告)
lee(プロフ) - 初めまして!!ミヨンさんの小説大好きです(^^)!更新楽しみにしてます頑張って下さい´｀* (2012年10月6日 15時) (レス) id: ed730ac517 (このIDを非表示/違反報告)
kaho(プロフ) - めっちゃおもしろいですね♪これからも頑張ってください☆ (2012年9月30日 23時) (レス) id: 86227f240f (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - いやっチャニ弱ったからか少し大人な部分あって好きですけどあたしは!!今回ちょっとうるっとしちゃいました。 (2012年9月27日 8時) (レス) id: ac5bb10d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淵沢ミヨン | 作成日時：2012年8月23日 20時
