懐かしいような、 ページ40
GC『わーるどぽーたーず!!』
チャニはビルを見て叫ぶ｡
｢中に色々なお店があるし､表参道程じゃ無いかもだけど､十分楽しめると思うよ!!｣
GC｢れっつごー!!｣
チャニは私の手を引き歩き出す｡
まずチャニはアクセサリー屋さんに立ち止まる｡
GC｢これAに似合いそう^^｣
チャニはカチューシャを手に取る｡
私は10日目のデートの時にチャニに買ってもらったカチューシャを毎日つけている｡
GC｢いつもつけてくれてて嬉しいけど､汚れてきちゃったよね…｣
｢また買ってくれるの?｣
GC｢うん^^｣
｢ありがとう…///｣
するとチャニは何かひらめいたようにあっと声を出した｡
GC｢これから先､デートの度に僕はカチューシャを買ってあげる｡カチューシャの数が僕らの愛の深さね!!じゃあ今日は10個くらい買っちゃう〜?(*^^*)｣
チャニは嬉しそうにカチューシャを選び出す｡
｢ふふふ､ありがと｡嬉しいけど､1個ずつでいいよ｣
私はチャニの手を握る｡
｢ちょっとずつ育んだ愛の方が運命的で良いでしょ?｣
私がそう言うとチャニは笑った｡
GC｢うん!!そうだよね♪今日はコレにする!!｣
カチューシャを1つだけ買い､店を後にした｡
GC｢ねぇあの店〜^^｣
GC｢やっぱここ入る!!｣
GC｢Aこっち〜♪｣
チャニに色々連れ回されるが､私は楽しかった｡
??『……まゆ?』
｢え…?｣
突然通りすがりの女性に声を掛けられる｡
私は振り返る｡なんとなく見覚えのある40代位の美人な女性だった｡
その女性を見た時､不思議な気持ちがした｡
懐かしいような､思い出せないような――――
女性は私の顔を見たがすぐに行ってしまった｡
GC｢A､今の知り合い?｣
｢わ､分からない…けど…何か…懐かしい気がした…｣
GC｢まゆ､って何?｣
｢私の日本名だよ｡韓国名のAを漢字で書くと由真だから逆にしてまゆ!!私の事知ってる人なのかな…｣
GC｢…Aに凄く似てた｡あの女の人｣
｢似てた…?｣
GC｢顔もそうだけど…雰囲気とか､色々｣
｢そう…まぁいっか!!似てる人なんかいくらでもいるよね!!ごめん､次の店行こっか｣
…全然良くなかった｡気になって仕方ない｡
私に似ていて､私の事を知っている大人の女性｡
チャニは私がまだ気にしているのを見抜いている様だったが､うん､次行こ､と合わせてくれた｡
その後もチャニとイチャイチャしながらアイスを食べたり色々回ったけれど､あの女性の事が頭からずっと離れなかった｡
ラッキーB1A4
ジニョン
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きょん - おもしろいです！！更新まってます!! (2012年10月10日 20時) (
レス) id: 46eefcc99c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - やっぱさすが!!ドキッとする展開。 (2012年10月8日 1時) (レス) id: 6311b8f6ea (このIDを非表示/違反報告)
lee(プロフ) - 初めまして!!ミヨンさんの小説大好きです(^^)!更新楽しみにしてます頑張って下さい´｀* (2012年10月6日 15時) (レス) id: ed730ac517 (このIDを非表示/違反報告)
kaho(プロフ) - めっちゃおもしろいですね♪これからも頑張ってください☆ (2012年9月30日 23時) (レス) id: 86227f240f (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - いやっチャニ弱ったからか少し大人な部分あって好きですけどあたしは!!今回ちょっとうるっとしちゃいました。 (2012年9月27日 8時) (レス) id: ac5bb10d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淵沢ミヨン | 作成日時：2012年8月23日 20時
