あなたを信じてる ページ29
とりあえず鎮痛剤を打って貰い､一旦帰った｡
私は部屋に入った｡
まだ心の整理がつかなくて､メンバーにはまだ結果が出てないと嘘をついた｡
今起こっていることが分からなくて､分かりたくなくて｡
GC｢A｣
チャニが入ってくる｡
｢…何?｣
GC｢こっちきて^^｣
私はチャニの傍に行く｡
チャニは私を優しく抱き締めた｡
GC｢心配してくれて嬉しいけど､僕のことで悲しまないで?たまに痛むだけ｡大丈夫だってば!!…この活動が終わったらちゃんと手術するから｣
私はチャニに反論した｡
｢だって…これからカムバックとイルデがあるんだよ!?辛いのは私じゃなくてチャニ自身なんだよっ!?手術したって､元の生活には戻れないかもしれないじゃん!!不幸中の幸いで早めにわかったからいいものの､活動続けて途中で倒れて､悪化でもしたら､私､わたし――――｣
私の言葉を遮るようにチャニは強引に､私に無理矢理キスをした｡
｢ん…っ…!!｣
私は悲しくて､チャニの胸板を押した｡
でもチャニは私を離してくれなかった｡
しばらくして､私の唇からチャニの唇が離れた｡
GC｢Aは悪くない｡誰も悪くない!!｣
チャニは真剣だった｡
GC｢BANAが待ってる｡行かなきゃ｣
｢チャニ…っ…｣
GC｢…僕を信じて?｣
私はぽろぽろ泣き出した｡
GC｢本当に…頼りないマネージャーだなぁ…｣
チャニはさっきより強い力でギュッと抱き締める｡
GC｢この活動が終わったら手術する｡ね?｣
｢ね?じゃないよ…何で笑顔でいられるの?｣
GC｢Aを安心させたいから｡…僕もAが笑わなきゃ､心配で夜も眠れそうにないなぁ｣
チャニは珍しく困った顔をした｡
｢チャニ…ごめんね…チャニの方が…辛いのに…｣
GC｢大丈夫｡僕にはAがいるから｣
チャニは､大人だね｡
私より本人の方が怖いし､辛いに違いない｡
なのに､どこまでも私を一番に思ってくれる｡
私も､それに答えたい｡
私は携帯を取り出した｡
GC｢A?｣
私は病院に電話をした｡
｢本人の意志を尊重して､今回の活動が無事終了したら……摘出手術を受けさせたいと思います｣
私は迷わなかった｡
チャニは私が守ってみせるよ｡
GC｢…ありがとう｡僕を信じてくれて｣
｢私がチャニを守るから｡…私を信じて?｣
チャニは優しく微笑んだ｡
私は､チャニにキスをした｡
ラッキーB1A4
ジニョン
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きょん - おもしろいです！！更新まってます!! (2012年10月10日 20時) (
レス) id: 46eefcc99c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - やっぱさすが!!ドキッとする展開。 (2012年10月8日 1時) (レス) id: 6311b8f6ea (このIDを非表示/違反報告)
lee(プロフ) - 初めまして!!ミヨンさんの小説大好きです(^^)!更新楽しみにしてます頑張って下さい´｀* (2012年10月6日 15時) (レス) id: ed730ac517 (このIDを非表示/違反報告)
kaho(プロフ) - めっちゃおもしろいですね♪これからも頑張ってください☆ (2012年9月30日 23時) (レス) id: 86227f240f (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - いやっチャニ弱ったからか少し大人な部分あって好きですけどあたしは!!今回ちょっとうるっとしちゃいました。 (2012年9月27日 8時) (レス) id: ac5bb10d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淵沢ミヨン | 作成日時：2012年8月23日 20時
