私の本当の気持ち ページ8
帰りの車の中は皆疲れて寝てしまった｡
HN『Aも疲れてたら寝ていいよ?』
ヒョヌオッパは運転をしながら日本語で話す｡
『あ…大丈夫です｡ありがとうございます』
私が返事をすると､寝ているチャニの頭が私の肩にのっかる｡
ヒョヌオッパは気付いていない｡
本当に綺麗な顔…｡つい､唇に目がいってしまう｡
あの時私に触れた唇｡私には初めてのキス｡
チャニはどうだったんだろう｡
頂上でキスしたカップルは永遠に結ばれるという観覧車｡カップルじゃない場合､どうなるんだろう｡
私がチャニを見ていると､もう片方の隣に座っていたシヌオッパが携帯を私に見せてきた｡
《チャニが好きか?》
｢えっ…｣
私が声を出すとシヌオッパにしっと言われた｡
仕方がないのでシヌオッパの携帯に打つ｡
《どうかしましたか?》
私達は交互に文字を打っていく｡
《チャニが好きか?》
《どういう意味の好きですか?》
《一人の男として》
《なら､好きじゃないです｡》
《じゃあジニョンは?》
《好きじゃないです｡》
《サンドゥルは?》
《好きじゃないです｡》
《バロのことは?》
《好きじゃないです｡》
私は､5人とは恋愛禁止｡
更に私は､ヒョヌオッパの彼女｡
《恋愛禁止だから?》
えっ…?
何でシヌオッパが知ってるの?
もしかしてチャニが相談したとか…?
私はどう返事をしていいか戸惑う｡
《本当はAちゃんはどう思ってるの?》
返事に困っていると､シヌオッパにが先に文章を打ってきた｡
私の､本当の､気持ち?
シヌオッパと目が合う｡
｢私…は…｣
SD｢A〜ご飯まだ〜?｣
私とシヌオッパは咄嗟に振り返る｡
CN｢なんだ…寝言か…｣
｢び…びっくりした…｣
《恋愛禁止だからって逃げてちゃダメだよ》
シヌオッパが続きを打つ｡
《ちゃんと考えて｡自分の本当の気持ち｡》
そこまで打った後､シヌオッパは寝てしまった｡
…ヒョヌオッパと付き合って､自分の気持ちを知ろうとしてた｡
それは自分で考えてる訳じゃない｡
ちゃんと自分で考えなきゃ､失礼だよね…
でも､本当に分からないの｡
まだ､出会って３日だよ？
考えれば考えるほど分からなくなる｡
とりあえず今はヒョヌオッパに頼ろう｡
ヒョヌオッパなら私を導いてくれるはず｡
私は､考えることを放棄した｡
ラッキーB1A4
サンドゥル
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フミカ - チャニが…可愛すぎてやばいです///続き楽しみにしてます(>_<) (2012年7月24日 21時) (携帯から) (
レス) id: 9f334a89c3 (このIDを非表示/違反報告)
たまぞう(プロフ) - すごく面白いです\(//∇//)\ (2012年7月24日 17時) (レス) id: 1a60438325 (このIDを非表示/違反報告)
さや - これからも応援します！がんばってください！ (2012年7月23日 11時) (レス) id: f7eb354a36 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん - いつも、すんごく楽しんで読んでます。これからも頑張ってくださいp(^_^)q (2012年7月23日 10時) (レス) id: 0f2c47d308 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ吉(プロフ) - すんごく面白いです！これからも頑張ってください。応援してます＾＾ (2012年7月22日 13時) (レス) id: 214ddf25f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：淵沢ミヨン | 作成日時：2012年7月15日 23時
