君が心配だから。 ページ11
サンドゥルオッパの力が強すぎて､私は手に力を入れることが出来ず､抵抗できない｡
それよりも怖くて､声が出ない｡
いつものニコニコな優しいオッパに戻って…?
｢オッパ…やめて…｣
やっとの思いで声を振り絞る｡
私の声に気付いたのか､サンドゥルオッパはハッとして私から離れた｡
SD｢ごめん…ごめんA…僕…何てことを…｣
サンドゥルオッパは泣きながら部屋から出ていってしまった｡お風呂場のドアが閉まる音がしたので､多分お風呂場に行ったんだろう｡
私も部屋にいる気になれなくて､外の空気を吸いにベランダへ出た｡
…ドキドキが止まらない｡
距離を置こうって､決めたばっかりなのに｡
深呼吸をする｡まだ唇が熱い｡
…部屋に戻りたくないよ…｡
GC｢あれ､A?｣
ベランダにいる私に気付いたのか､チャニがベランダへ出てきた｡
GC｢どうしたの､こんな夜中に外で…風邪引いちゃうよ!!｣
チャニは自分の着ていたパーカーを私にかけてくれた｡
｢ちょっと…眠れなくて…｣
GC｢サンドゥルヒョンのせい?｣
｢ううん､サンドゥルオッパは悪くないの…私がいけないだけだから…｣
GC｢…もしかして何かされたの?大丈夫?｣
チャニは私をまっすぐ見つめる｡
｢だ…大丈夫だってば｣
もうさっきのことは忘れたかった｡
あんなサンドゥルオッパは､私の知ってるオッパじゃないから｡…恐かったから｡
私はチャニから目をそらす｡
GC｢心配なんだよっ!!｣
チャニが声を荒げて言った｡
いつものチャニらしくない｡
GC｢僕はAが好きだから…心配なんだよ!!何かあったらすぐ駆けつけたいし､悲しんでたら笑わせてあげたい!!だから…だから…｣
私はチャニに抱き締められた｡
GC｢何かあったら…すぐ言ってよ…｡それとも…僕ってそんなに頼りないの…?｣
｢チャニ…ごめんね｡皆に迷惑かけたくなかっただけなの…頼りなくなんかないよ…!!｣
私は無意識にチャニを抱き締め返していた｡
GC｢僕は年上でも年下でもないんだから､もっと頼ってよ｡好きとか好きじゃないとか､関係なしで｡｣
｢うん…ありがと…チャニ…あのね…｣
私はさっきのことをチャニに話した｡
サンドゥルオッパに､好きじゃないって言っちゃったこと｡
サンドゥルオッパが我に帰って泣きながらお風呂場に行っちゃったこと｡
僕がいるから。*ゴンチャンside→←無理矢理なキス*サンドゥルside
ラッキーB1A4
サンドゥル
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フミカ - チャニが…可愛すぎてやばいです///続き楽しみにしてます(>_<) (2012年7月24日 21時) (携帯から) (
レス) id: 9f334a89c3 (このIDを非表示/違反報告)
たまぞう(プロフ) - すごく面白いです\(//∇//)\ (2012年7月24日 17時) (レス) id: 1a60438325 (このIDを非表示/違反報告)
さや - これからも応援します！がんばってください！ (2012年7月23日 11時) (レス) id: f7eb354a36 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん - いつも、すんごく楽しんで読んでます。これからも頑張ってくださいp(^_^)q (2012年7月23日 10時) (レス) id: 0f2c47d308 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ吉(プロフ) - すんごく面白いです！これからも頑張ってください。応援してます＾＾ (2012年7月22日 13時) (レス) id: 214ddf25f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淵沢ミヨン | 作成日時：2012年7月15日 23時
