水中ですね＊ ページ31
撮影が始まったが私は何度もダメ出しをされてしまう｡
ｶﾒﾗ｢うーん…まだ硬いなぁ…｣
｢すっすみません…｣
ｶﾒﾗ｢一旦休憩しよう!!ミウンさん初めてだし緊張してるんだ!!｣
五人は言われた通りの表情をすぐに作り誉められているのに対して私は全く対応できない｡
｢はぁ…上手くいかない…｣
BR｢ため息禁止!!｣
バロヒョンが話しかけてきた｡
｢バロヒョン…｣
BR｢最初は誰だってこんなもんだよ｡すぐに期待に答えられる訳じゃない｣
｢でも…俺､皆の足手まといで…｣
BR｢あのなぁ､足手まといとか言うな!入ったばっかりなんだから馴染めないのは当然だし､むしろお前はよくやってるよ｣
バロヒョンは私の頭を優しく撫でた｡…私を慰めてくれてるの…?
BR｢それに､上手く出来ないなら俺らに聞けよ｡頼られてない感じがして傷付く｣
｢そっそんなこと!!是非教えてもらいたいです…!!｣
私は慌てて否定するとバロヒョンはふっと笑った｡
BR｢ぱぼ｣
バロヒョンはそれだけ言って行ってしまった｡
気を…遣われてしまったな…｡
でも､今なら頑張れる気がする｡よしっ!!
私は席を立ち上がった｡
―――――......
staff｢カット!!はい終了ですー!!｣
｢有難うございました!!｣
撮影は夕方に終わった｡
GC｢最初より最後の方がいい感じだったね｡何かコツ掴めたの?｣
｢んー､バロヒョンのおかげ!!｣
GC｢バロヒョン?｣
｢うん!!次も頑張ろ〜｣
GC｢……そうだね…｣
突然チャニの声のトーンが落ちる｡疲れて気が抜けたのかな…?
ボラ｢ミウンっ!!｣
ボラヌナがこっちへやってくる｡
ボラ｢ミウンが着替えられるところ探してたんだけどどうしても人が来ちゃって…私が見張っとくからここで着替えてもらえる?｣
｢こ､ここで!?分かりました…｣
私は急いでプールサイドで着替える｡
ボラヌナは来た人に無茶苦茶な事を言って入り口を塞いでいる｡
staff｢たしかここに忘れ物が…｣
…えっ!?
もう一つの入口から別のスタッフが入ってきた｡私は慌てて隠れようとするが良い隠れ場所がなくて､プールに飛び込んだ｡
早くどっか行って…!!
意識が段々遠退いていくのが分かる｡
やばい…このままじゃ…息が…出来な…溺れ…
??｢｢｢ミウン!!｣｣｣
その時､数人の声が聞こえた｡助けてくれるの…?
刹那､何故か少し楽になった｡
唇に当たる何か温かく柔らかい感触と共に身体内に酸素が送られていく感覚がした｡
命を救った､ファーストキス――…
ラッキーB1A4
サンドゥル
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソンヨルlove(プロフ) - 更新頑張ってください応援してます(*^^*) (2012年12月28日 0時) (
レス) id: 8838fd5482 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - 美男ですねのココらへんのシーン好きです＾＾更新ガンバです！ (2012年12月10日 18時) (レス) id: 77b2311730 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 十字架きるとこねー!!ウインクするとこめっちゃにやけた笑 meがねw (2012年11月21日 7時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - おもしろすぎて、みんなかっこよすぎて泣けますTT (2012年11月13日 17時) (レス) id: be3c1009e6 (このIDを非表示/違反報告)
もえきち(プロフ) - と〜ってもと〜っても面白くてきゅんきゅんしました!!美男<イケメン>ですねも好きだったのですごく面白いです!! (2012年11月13日 13時) (レス) id: c11d68fceb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年11月11日 17時
