彼女ですね＊ノアside ページ45
ノアside
｢…そのヒール､高いわね｡あたしより足が長く見えるわ｣
バックダンサーの女の子に私は声かけた｡
｢ご､ごめんなさい…次から気を付けます…｣
｢あなた､もっとちゃんと立ち位置考えてくれないとあたしに被るでしょ?｣
｢は､はいすみませんでしたっ｣
あたしはお疲れとも言わず､控え室に戻ろうとした｡
全く…本当に使えないやつばっかり｡
同じ芸能活動をしているリアお姉ちゃんは平気でいるけど…あたしはあんな低能な人達と仕事なんかできないわ｡
控え室に戻るとドアの前に記者がいた｡
HJ｢ノアさん!!｣
…なにこの記者｡…息切れしてるし｡
｢は〜い､イ・ノアです♪｣
あたしは顔が筋肉痛になるくらいの笑顔で答えた｡
HJ｢な､なんで､逃げたんですかぁ〜…ぜぇぜえ｣
｢逃げた…って?｣
HJ｢い､いま､びっぽのジニョンさんと逃げたじゃないですかぁぁ〜｣
｢びっぽの､ジニョンさんと…?｣
…はぁ?この記者誰とあたしを勘違いしてるワケ?
｢私はずぅっとここにいましたよぉ?｣
HJ｢これが写真ですよ!!｣
記者はカメラの写真をあたしに見せてきた｡
ぶれててわかりづらいが､それは確かにあたし…というか､あたしの衣装を着た女だった｡
｢これ…わからないですぅ〜ごめんなさぁい｣
あたしは知らないふりをして控え室に入った｡
あたしは衣装を漁る｡…ない｡さっきの写真の衣装は無かった｡
ﾒｲｸ｢びっくりしましたよ〜ボラさん久しぶりだから〜｣
メイクが誰か知らない人と話していた｡
…見たことのある女だった｡…お姉ちゃんの友達かな?
｢めいくさぁんっ♪｣
ﾒｲｸ｢ノア!!お疲れ様!!｣
??｢…私戻るわね｣
ボラと呼ばれた女は帰ろうとしたので私はかまをかけてみた｡
ﾒｲｸさんがいなくなったのを確認してから話しかける｡
｢…ジニョンオッパたち…無事でしたかぁ?｣
女は目を見開いて驚いた｡
ﾎﾞﾗ｢…あなた､ジニョンとどういう関係なの!?｣
｢あ…そんな､大した関係じゃないんですけどぉ…｣
ﾎﾞﾗ｢なんだー､ノアってジニョンの彼女だったのね〜､だからソワソワしてたのかぁ!!｣
…この女はバカだ｡まんまとあたしに引っ掛かった｡
ﾎﾞﾗ｢じゃあミウンが女ってことも知ってるの!?｣
…はぁっ!?ミウンって…新メンバーでしょ!?
女なの…!?
｢うふふ､私は味方ですし､オッパ達を応援しますよぉ♪｣
…収穫があったわね｡ふふ､退屈しなさそうね♪
無知ですね＊ゴンチャンside→←逃走ですね＊ジニョンside
ラッキーB1A4
サンドゥル
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソンヨルlove(プロフ) - 更新頑張ってください応援してます(*^^*) (2012年12月28日 0時) (
レス) id: 8838fd5482 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - 美男ですねのココらへんのシーン好きです＾＾更新ガンバです！ (2012年12月10日 18時) (レス) id: 77b2311730 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 十字架きるとこねー!!ウインクするとこめっちゃにやけた笑 meがねw (2012年11月21日 7時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - おもしろすぎて、みんなかっこよすぎて泣けますTT (2012年11月13日 17時) (レス) id: be3c1009e6 (このIDを非表示/違反報告)
もえきち(プロフ) - と〜ってもと〜っても面白くてきゅんきゅんしました!!美男<イケメン>ですねも好きだったのですごく面白いです!! (2012年11月13日 13時) (レス) id: c11d68fceb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年11月11日 17時
