こちら武装探偵社チート女です (ページ42)

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芥川が連れてこられた2B倉庫に樋口ちゃんより先に行く

全身包帯だらけでチューブに繋がれていた

ベッドに腰をかけ、早く治せよの意味も込めて頭を撫でる

扉の向こうから広津さんセンサーを受理した
え、待って。異能力使ってるじゃん！！見たい

少しして音がしなくなるとｷﾞｷﾞｷﾞｨと扉が開いた

『樋口ちゃん怪我!!!』

｢三島さん。どいて下さい
芥川…先輩。先輩。先輩！｣

私が退くと倒れるように樋口ちゃんは近づいてきた

そして樋口ちゃんが何度も呼ぶと芥川が目を覚ます
｢樋口…か？｣

｢先輩。血が…｣

｢すまぬな｣

音を立てずに部屋を出ると黒蜥蜴の3人が居た

声を出したいが出したら芥川に気づかれてしまう。どうする三島

と思っていると広津さんが外を指さした
OKとまるを作り4人で外に出る

『広津さぁん異能力使ったんですね見たかったですずるいです私にも見せてください好きです』

｢なんだコイツ｣

『銀も可愛くおっきく素敵になったねぇ
なんかイケメンに見えるよ～素敵♡』

｢Aさんはどうしてこちらへ？｣

『可愛い女の子の家に泊まってたら飛び出してくからさぁー
あ、今度は広津さんの家行くね』
｢遠慮しときます｣

｢誰なんすかこいつ｣

『おや？名乗る時は自分から名乗るもんだよ』

ねぇ立原道造くん

『まあいいや私は三島。以後よろしくお願いします

眠いから帰るわ～ばいなら』

おい！と立花くんが言っているが聞こえなーい
私は家に帰るんだーい