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｢その…今日のお仕事というのは…？｣
独歩の愚痴をマジマジと見ていた敦少年が聞いた
まぁそうだよね気になるよねわかる私もよく分かってないから気になる
｢あぁん?!｣
｢ひぃぃすみません余計なことを聞いちゃいました。そ、そうですよね、探偵社の仕事は守秘義務とかありますもんね｣
｢今日の仕事は別に隠すような類のものでは無い
軍の依頼で虎探しをしている｣
｢虎…？｣
太宰が近頃街を荒らしていると説明をしているが敦少年は固まっている
独歩よかったじゃん何か知ってるよ茶漬け代無駄にならなかったね
ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｯ
大きな音がして隣に座っていた敦少年が椅子から落ちた
｢ぼ、僕はこれで失礼します……ｻﾖｳﾅﾗ｣
逃げようとした敦少年の襟を独歩が掴む
｢貴様何か知っているな！
Aも隣に座っていたんだから逃がすな｣
『躰が動くのを拒否ってたし、独歩が捕まえるの分かってたから…』
｢全く…｣
ﾃﾍﾍﾟﾛ
｢奴に人が叶うわけがない!!｣
｢貴様人食い虎を知っているのか？｣
｢あいつは僕を狙ってる。殺されかけたんだ
この辺に出たなら早く逃げないと!!」
ﾄﾞﾀﾞﾝｯと音がして振り向くと少年は独歩にねじ伏せられていた
｢小僧。茶漬け代は腕1本か全て話すかだな｣
｢まーまー。国木田くん君がやると情報収集が尋問になる
社長にいつも注意されてるだろ？
それで、君はあの虎の何を知っている？｣
少年はぽつりぽつりと話し始めた
しょうがない小声で言うか
『すみませーん定員さん。このミニ饂飩下さい』
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作者名：Cuore | 作成日時：2020年5月22日 1時
