3話 ページ4
一松は部屋にこもりっきりでカラ松は心配する
おそ松は部屋のドアを通り抜け一松に近づく
お「よ！一松！」
一松の体がビクッと反応する
一「何しに来たのお粗末兄さん」
お「お前喧嘩売ってんの？それよりお前彼奴の事好きなんだろ？」
一松はバッと顔を上げ赤顔にして掴みかかる
一「その事まだあの悪魔に言ってねぇだろうな！」
お「落ち着けって・・・言ってねぇから」
一松はほっとする
お「俺がお前にアドバイスしてあげる」
一「え？本当？」
お「本当！本当！俺これに関してはマジで応援してるからな！」
一「ありがとう」
お「おう！まずは彼奴と親しくなるところからだ」
一「どうやって・・・」
お「まぁ任せとけって！」
カ「俺達は夕飯の買い出しに行く」
お「って事で留守番よろしくな！」
長『行ってきま〜す！/くるぜ』
と言うと出かけた
一松とクヤは教会で待つ
二人の間は少し離れていて沈黙が続く
一(あのクソ兄貴め！何が任せとけだ！難易度高すぎだろ！)
ク「ねぇ」
一松はいきなり声を掛けられビクッと反応する
一「な、何・・・？」
ク「話そうか」
一「う、うん・・・」
一方その頃おそ松達は・・・
カ「良かったのか？」
お「ん？何が？」
カ「二人だけにさせて・・・あれは難易度高くないか？」
お「彼奴は俺と同じでつまらない事とか退屈な事が嫌いなんだ。だからクヤから話しかけると思うし〈多分〉大丈夫だろ」
カ「でもな・・・」
お「それより俺達は俺達でデートを楽しもうぜ！」
カ「デートじゃなくて買い出しだろ？」
お「二人で出かけんだったらどっちも同じだろ？」
カ「お前な・・・」
お「よぉ〜し楽しむぞ〜！」
教会に戻る
ク「・・・なんだ」
一「へぇ・・・」
ク「僕、喋りすぎだね。一松は何か話したい事ない？」
一「・・・ネコ好き？」
ク「うん、好きだよ」
一松は赤顔になり顔を隠す
ク「？どうしたの？」
一「なんでもない・・・」
ク「そう、ならいいけど・・・」
お「たっだいまぁ！」
ク「お帰り」
一「・・・お帰り・・・」
カ「帰ったぜ。今日の夕飯はカレーだ」
ク「そっか。手伝うよ」
カ「助かる」
クヤはカラ松の手伝いをしにキッチンに向かう
お「で？どうだったんだ？」
一「普通に話せたよって言ってもあっちから話しかけてきたんだけどね」
お「お、良かったじゃん！仲が深まったみたいだしな」
一「うん、まぁね・・・次、どうしよう・・・」
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作者名：ダメネコ | 作成日時：2017年10月15日 19時
