猪突猛進 ページ2
堕鬼「不細工はね、どんなに頑張ろうが努力しようが結局は不細工なのよ！」
鬼蜘蛛丸「つまり、「幾ら立ち向かおうが、お前はアタシの餌に過ぎないんだから勝てやしない！」と言うのか？舐めるな！俺達人間はな、護る者達の為なら、その力は何倍にもなるんだ！人の躰と魂を捨てた貴様になど判りはしない！」
高笑いをしながら、向かってくる炭治郎を迎え撃つ構えを取る堕鬼。ヒノカミ神楽の炎舞の構えを放った炭治郎の背中に叫ぶ。
義丸「お前なら勝てる！絶対にその馬鹿女を倒せ！」
ー少し前の時間の荻元屋ー
下働き1「ぎゃあああーっ！化け物、化け物よ！」
下働き2「何よあんた、馬鹿騒ぎしてないで部屋の準備しなさいよ。」
下働き1「だ、だって、化け物が！」
一応言うが、下働き1は鬼に襲われているのではない。ならば、何を見て「化け物が出た！」等と騒いでいるのかと言うと…。
下働き1「猪の化け物が出たのよ！猪の化け物が、海賊みたいな服着た二人組と一緒に、壁やら床やらぶち壊しまくってんのよ！」
下働き2「はあ？あんた何を寝惚けてるわけ？」
しかし其所に、
ドゴァッ！バキバキ…！バリッ！ガリガリガリ…！！
下働き2「きゃあっ！ま、マジなの！？」
もうお分かりだろう。そう、猪ノ助が、重と舳丸と共に(殆ど猪ノ助が)荻元屋の床やら壁やらを叩き壊し回っているのだ。理由は言うまでも無かろう。堕鬼の巣に繋がる入り口を探しているのだ。
重「頭が痛い…。これ間違いなく弁償物だよ。お頭や兄貴達に知られたら、二度と給金貰えなくなったりして…。」
舳丸「今更だ！覚悟してたはずだろ！此奴に付いてきたときからな。ぼやいてる暇によく壊した箇所を確かめろ！」
その時、猪ノ助が嬉しげに叫んだ。
猪ノ助「グハハハ！遂に見つけたぜ！鬼の巣に通じる穴を。ビリビリ感じるぜ鬼の気配！」
見れば、確かに剥がした床板の下に、人独りがやっと潜れるかどうかという穴が空いている。
舳丸「おい、あんたら！」
下働き1「ひっ、ひいっ！何でごさいましょうか！」
舳丸「そんな化け物を見たみたいな声出さないでくれるか？一応聞く。この穴のことを、誰かから聞いた事は無いか？」
下働き二人は、知らないとばかりに首を激しく横に振る。見ていて気の毒になってきた。
猪ノ助は、穴を暫く観察すると、
猪ノ助「あんたらは細身だから良いが、俺は少しばっか肩幅があるからな。久々に！」
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無一郎推しの暇人(プロフ) - この前はコメントありがとうございます(*´ω｀*)この後の展開が楽しみです！更新頑張ってください!!! (2020年8月15日 8時) (
レス) id: fb256c702e (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - 知らなかったです(汗)もう兄の鬼怖い｡派手の神にもそんな過去が。・゜゜(ノД`)ﾎﾛﾘ (2020年7月19日 7時) (携帯から) (レス) id: b20f29b230 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - あやみさん» 済みません。私イメージの義丸はこんな感じなので、かっこいい彼も勿論好きですが。因みに、遊郭編の鬼滅の刃はご存じですか？このあととんでもない展開になります。 (2020年7月16日 15時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - シリアスに義丸さん色ボケすぎて情けない(汗)？もう､これだから色ボケな男の子はすぐに下ネタ？いや義丸さんが得さら色ボケなのか(汗)？ (2020年7月14日 22時) (携帯から) (レス) id: b20f29b230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこち x他1人 | 作成日時：2020年7月1日 6時
