why ページ21
__ピンポン。
辺りはすっかり真っ暗になってしまったところで、やっと樹の家に着いた
今日は京本先輩クローズなのかな、とかぼんやりと頭をよぎる
チャイムを押すと、家の中からバタバタと何やら大きい音がする
ガチャ、とドアが開くといきなり腕をグイッ、と引っ張られる
気付けばそのまま背中の後ろにはドアがある
張本人の樹の顔は暗くてよく見えない
「 、！じゅり、」
暗くてよく見えないけど、首筋にヌルッとした感覚が伝う
そのまま何回もキスされて、唇まで上がってくるのには時間はかからなかった
「 じゅ、り‥どうした、」
田中「遅い」
やっと口を開いたと思ったらそんな一言
そんなに遅くなったつもりないけど‥
田中「こんな違う男の匂いさせて」
「別に、」
田中「悪い子だね、Aちゃん」
別に男の匂いなんてさせてない
それと同時に、別に樹のモノじゃない
そう喉から出そうになった言葉はまたキスで塞がれてしまう
お互いからどちらの唾液か分からないものが伝う
‥？
「‥樹こそ別の香りする」
まずい、
思ったことがいつもは思うだけなのに口から出てしまった
別にいつもそうなのに、今日だけは樹の謎の独占欲に対抗してしまう
そういうと、彼は少し行動が止まる
それでも
田中「なぁに、Aちゃん嫉妬？」
そうニヤッ、と笑って今度はベッドに連れていかれる
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文月(プロフ) - まゆみんさん» コメントの返信、遅くなってしまい申し訳ありません。今のところオチなどハッキリとは決めていないのですが、メインは松村北斗さん、サブで田中樹さんだと思って読んでいただけましたら幸いです＾＾ (2月8日 1時) (
レス) id: aa3dc4d563 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 誰メインですか？ (1月13日 19時) (レス) @page34 id: 66c22866d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月 | 作成日時：2022年1月16日 22時
