コバルト ページ12
「え、？」
田中「Aちゃん文学部なんだ、じゃあ大学ではあんまり会えないかもな〜」
そういって、田中くんは片手に持っていたグラスのお酒ををまだグッと喉に流し込む
田中くんの喋りのペースに流されるように、私もちゃんと喋れているのかな
なんだか距離が近いからか、私も暑くなってきて水を1口含んだ
田中「あれ？Aちゃん、水飲んでんだ」
「‥ぁあ、うん」
そう言いかけると、
渡辺「キツそうだったから俺が渡した」
さっきまで遠くで喋っていた渡辺先輩が声が水を刺すように場に入ってくる
田中「翔太くんが‥？」
渡辺「そう、悪い？」
なんだか先輩の声色は不機嫌そう
田中「いや？、珍しいなぁ〜って」
そういった、田中くんはなんだか楽しそうだ
田中「Aちゃん、こういう場所苦手？」
「ぁあ、あんまり慣れてなくって」
田中「そっか、変な酒貰ったら俺に渡しなよ」
「田中くんはお酒を強いの？」
田中「もち」
田中「てかさ、田中くんって同い年なのにやめない？じゅったんでいいよ！」
なんて、ふふんと得意げそうにいう田中くんなんだか面白い
「ちょっと、それはレベル高いかも、」
田中「えぇ〜、じゃあせめて下の名前で」
「じゅ、じゅり‥ 」
田中「いいねぇ、」
渡辺「俺も名前にして、」
また不機嫌そうな先輩
田中「あの人しょっぴーでいいよ、そうあだ名」
渡辺「お前だけだろそれで呼んでるの」
また言い合ってる2人がなんだか面白くて、
「‥しょった先輩でいいですか？」
そういうと、2人は言い合いをやめて少しびっくりしている様子だった
やばい、酔った勢いで変なこと言ったよね
「すみません、変なことをい」
そう言いかけたけど、
渡辺「いいんじゃね、それで」
横の樹もなんだか優しい顔をしてた気がする
これが、初めて出会った日
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文月(プロフ) - まゆみんさん» コメントの返信、遅くなってしまい申し訳ありません。今のところオチなどハッキリとは決めていないのですが、メインは松村北斗さん、サブで田中樹さんだと思って読んでいただけましたら幸いです＾＾ (2月8日 1時) (
レス) id: aa3dc4d563 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 誰メインですか？ (1月13日 19時) (レス) @page34 id: 66c22866d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月 | 作成日時：2022年1月16日 22時
