緑黄１４（★） ページ21
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土曜の午前中は大毅が水泳、のんちゃんが保育園でやっている体操教室、照史はボランティアでその体操教室で先生(いうても�陲舛磴�)のサポートをしているので貴重な淳太とふたりきりになれるゴールデンタイム。
「洗い物…」
「やった」
「洗濯物…」
「干した」
時間にして３時間ちょっと。父として、大人として、淳太を独り占めしたい気持ちを抑えている俺が誰にも邪魔されず、誰にも気を遣わずに淳太を独占できる時間を１秒たりとも無駄にするわけがない。
「ちなみに掃除なら昨日の夜済ましてあるから」
「うぐぐ…あ、じゃああれは？」
「ん？」
「ハグ」
「なっ…するに決まってるやん！かーわいい！」
年甲斐もなくいちゃついていると３時間なんてあっという間に過ぎてしまい、ガチャガチャと遠くで玄関の鍵を開ける音がして、追いかけるように「ただいま」と「邪魔するでー」がこっちに近づいてくる。
「邪魔するんやったら帰ってー！」
「あはは〜お邪魔しまーす」
「じゅんた！じゅんた！」
「じゅた、のんかえってきたよ！」
「はーい、おかえり。手洗っといで、だいも」
「うん！」
・
・
・
「あんな、今日な、バタ足でかべタッチしたんやで！」
「この間は途中で立ってもうたのにすごいやん」
「えへへ」
「のんちゃんもすごい！」
「なぁー、のぞむやって照史にお手伝いしてもらってでんぐり返しできたもんな」
「え！嘘！怖いって泣いてたのに！？」
体操教室が終わったらのんちゃんと照史を連れて、途中で水泳教室に寄って大毅をひろってきてくれた�陲舛磴鵑裡歓佑�帰宅するとわが家は一気に騒がしくなり、淳太がものすごく遠くなる。
「パパも淳太とおしゃべりしたい」
「だめ！」
「めっ！」
「どうせ俺らがいなかった間いちゃついてたんやろ」
「やったら今度は俺たちの番やんな。なぁー！？」
「おれの番！はまちゃんはちゃうし！」
「はまちゃんのばんないよぉー？」
「なぁ�陲舛磴鵐�トンの顔見てみ」
「み、みれへんよ…」
息子たちはまだしも�陲舛磴鵑呂△�ん。調子乗っただけなのはわかってるけど冗談でもあかんし絶対譲らん。って気持ちがゴリゴリに出てもうたみたいでビビった�陲舛磴鵑�望の影に隠れてた。見えてるっつーの。
「�陲舛磴麒僂覆痢�
淳太の可愛い笑顔見れたから今回は許したるか。
20240327
続く (更新停止中)
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作者名：26 | 作成日時：2022年12月24日 0時
