3 ページ3
着替えてから行くからホテルのロビーで待っててってLINEが来たからそこで待ってるんだ
夜ご飯もはるくんと近くのレストランで食べよって話してて初めてちゃんとしたデートみたいなのするからドキドキ
遥輝「お待たせ」
A「おつかれさま。疲れてない？大丈夫？」
遥輝「余裕やで」
A「なら良かった」
ファンの人に見つかったらやばいなぁ
パパラッチもやばいなぁ
怖いなぁ
遥輝「あ、見てこれ。拳士さんのインスタww」
A「え？あww盗撮じゃんwwって、はるくんインスタやってんの？」
遥輝「ちょくちょくネットで開いてみるだけやで。アプリも入れてなければアカウントもあらへんw」
A「なんだww」
杉谷拳士のインスタには
あたしとはるくんが手繋いで歩いてる後ろ姿の写真
これだけだとまずい！って思うでしょ？
その下の文に
いい感じの雰囲気
#日ハムの姫
#卓の妹
#野手勢で
#アメリカ案内
#争奪戦になりました
#ジャンケン
#俺負けた
#遥輝勝った
#ずるい。
#恋人繋ぎは
#コーチからの
#命令です
ってww
感謝しかない
A「感謝しかないね、LINE送っとこ」
インスタ、ありがとう。
っと。
遥輝「よっしゃ、これで思う存分楽しめる」
A「んね！やったーー！」
遥輝「どこ行きたい？」
A「うーん。分からないw」
遥輝「とりあえず昨日とは別の公園いくか」
A「うん！」
公園までの道のりは
意外と早かった
1人だときっと長いんだろうけど、はるくんと一緒だとすごい短く感じる
遥輝「着いたで。さ、A遊んでこいw」
A「子供じゃないけどー、滑り台行こ！」
遥輝「俺したで待ち構えてるから滑ってきて」
A「やった！」
滑り台
何年ぶりだろww
すっごい久しぶりw
A「キャーー！」
遥輝「ははww」
A「ぎゅーー」
遥輝「俺ずっとこのままでええわw」
A「はるくんの匂い、安心する」
遥輝「A？」
A「ん？」
遥輝「キスしてええ？」
A「え、あ、うん」
遥輝「ふふ、かわい」
A「んっ」
ファーストキスは
アメリカの
夕方の夕日が綺麗な公園の滑り台です
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：澪 | 作成日時：2019年2月11日 17時
