【SVT】ひとつ会社のなか

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Aがシャワー浴びに行ってる間に
ジョンハナに連絡をした。

色々と覚悟を決めて。何の？とかいらないよ(笑)

髪をセットしてるのを落としたいから
俺もシャワーを借りた。

勝手にシャンプー借りたのはごめん。


SC「タオルとかありがとう」

「ううん」


リビングに戻るとさっきそこに脱いだスーツは
綺麗にかけてくれていて


SC「あ、悪い」

「皺がついちゃうからさ。
それより見て！(笑)」

SC「うわっアルバム？！」

「懐かしくて探しちゃった(笑)」


何だかんだ小中高って同じだったけど
もう高校辺りは殆ど話してなかった。


「ほら、スンチョラ、オラオラじゃん(笑)」

SC「A、めっちゃ真面目ちゃん(笑)」

「めっちゃ不細工じゃない？！」

SC「そうか？俺は可愛いと思ってたけど」


自然と出た台詞だった。

本当何かを意識したとかなかったんだけど
いつもの勢いのある返事がなくて


SC「えっ」


あからさまに照れてる顔をしてて
自分が何を言ったか振り返った。


SC「いや、えっと」

「弁解しないでよ(笑)
悲しくなるじゃん」

SC「あ、ああ…」

「高校の時、スンチョラって
彼女いたの？」

SC「まあ…(笑)」

「え、誰々？」

SC「この子」

「うわっこの子めっちゃ可愛くて
有名だったじゃん！やる〜(笑)」

SC「まぁ、直ぐに別れたけど」

「え？そうなの？」

SC「うん」

「へぇ。他には？」

SC「いないよ」

「え？」

SC「この子だけ」

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