【SVT】ひとつ会社のなか

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「とりあえず、シャワー浴びてくる」

SC「…おう」

「ゆっくりしてていいし…
っても服がないのか…」

SC「だから帰るって(笑)」

「んー…あっそうだ」


急いで寝室に行ってクローゼットを漁ると


「あった」


前に自分用に買ったら大きすぎて着てなかった
スウェットを見つけた。


「これ着てて」

SC「え、あーうん。…男物？」

「どうだろ？大きすぎて着れなかったの。
スンチョラ着れるかな…」

SC「…あの、本気で泊まれって言ってる？」

「…やっぱりおかしいよね(笑)
ごめんごめん」

SC「あー、そうじゃなくて…」


いや、ほらさ？って目線を下げながら言う
スンチョラが何だか可愛くて


「ふふっ」

SC「え、何」

「何か可愛いなぁって(笑)」

SC「え？」

「いやだって昔はもっとオラオラーって
してたよなぁとか(笑)」

SC「それは若気の至りってやつだろ？」

「はいはい(笑)」


自然と笑みが溢れて


「無理して泊まらなくても大丈夫。
ごめんね？」

SC「とりあえずシャワー行ってくれば？」

「そうする」


脱衣所で自分の顔を見て


「あーあ」


目が赤いしひどい顔。

こんなのを見せてたのかと
自己嫌悪に陥るけど、水に流そうと
シャワーを浴びる。


「お待たせ」

SC「俺もシャワー借りたい。
頭洗いたいし」

「あっうん」


渡した服に着替えていて
スーツ等は綺麗にソファに置かれていたので
綺麗にハンガーにかけてシワがつかないようにした。

ふわっと香るスンチョラの香り。


「何だかんだ言いつつ優しいところも
変わってないなぁ」


SC「Aータオルどれ使って良いのー？」

「どれでもー！」

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