《漆》 望むは金。

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『んん…？ ……おなか、すいてきたかも…？』





「っっっっはあ？！！！！！？！？
ウッッッッッソだろAちゃん！？！！！？！？！」



なんだろうな。この感じ。

と考えつつ、ぽつりと呟いたら、突如目を剥いた善逸くんに肩を掴まれてしまった。どういうことなの。

『そんな意味ない嘘つかないよ…？』

と言うと、

「そういう話じゃない！！！！」って。





「いま、完全に“そういう”流れだったよね！？！！？！？
返せよ俺の純情！ ときめき！！ 心の準備ぃい！！！！！！！！」


『たまご……はちみつかなあ』


「せめて聞けよ！！！！！！！！！！！」

『だってぇ……』



陽の光に透ける金髪は、今日もお金の色に似て綺麗だ。キラキラしてる。
確かに食べ物にも似てるかもしれない、と思わなくもないけど、それを言ったら善逸くんが更に泣いちゃいそうだから、黙っておいた。

わたし、とても、かしこい。







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(作者より〜)

少し浮上してない間にハート機能とかいうものが増えてて混乱してました……なにこれ……。

毎度のことながら、こんな不定期更新な小説もどきを閲覧・ハート・お気に入り登録・評価・コメントしていただき本当にありがとうございます。
コメント大事に何度も読んでます、順を追って返信します。すみません。

これからもお付き合いいただけたら嬉しいです！！ アニメ完結よりかは先に完結させたいぞ！

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