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「あぁぁぁーーーつっかれたぁぁぁ!!」
テストも終わり放課後、そんな大声を上げる馬鹿が一人。
「お前はほんっとに、こんな時まで...ちょっとくらいは頑張った及川さんを労ってよ!」
『あーはいはい、頑張った頑張った』
馬鹿にするように棒読みで言えば、及川は眉間にシワを寄せる。
「まぁ、期待はして無かった。うん。」
『なら、それで良いじゃないか。大会の準備があるから、私は帰る』
そう言って荷物を持って立ち上がれば、忽ち起こるブーイング。
それを聞いた私は、その発端に呆れた視線を向けた。
まぁ、発端とは及川なのだが...
『お前らも合宿の準備があるんじゃないのか?!』
そもそも何故私が帰ってはいけないのか、その理由がよく分からないのだが...
「お前ら...何してんだ?」
扉の前には怪訝な顔をした岩泉が立っていた。
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作者名:春風 | 作成日時:2017年6月22日 2時