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「やっほー、渚ちゃん!ちゃんと来てくれたんだね〜」






『約束くらいはちゃんと守る、たとえそれが及川、お前との約束でもな』






普段から日曜も平日と変わらぬ時間に起きているので苦では無い。








『にしても、今日は何処との練習試合だ?』








隣を歩く岩泉に、そう尋ねれば聞き覚えのある高校の名前だった。







「烏野だ」







去年の夏...予選で会った高校だ。

一度対戦した相手は忘れない...

クロールのフォームがとても綺麗だったのをよく覚えている






「なんだ、知ってんのか」







『あぁ、一度大会で当たった事がある』






烏野高校の校門前に来たとき...






「もういっぽーーーーーーーん!!!」







響いたのは元気な少年の声...






「元気だねぇおちびちゃん」





何度か対戦をしたことのある高校らしく、顔見知りらしい。






『面白そうな奴が多そうだな』









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作者名:春風 | 作成日時:2017年6月22日 2時

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