ラブバケ！！２ (ページ12)

今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:8,085 hit

あとがきと解説ページ12

＊＊

ラブバケ！！完結致しました

まずは長い間放置してしまってすみません。
全く更新せずにいました…

本当に申し訳ありません。

ラブバケ！！について少しお話しようと思います。

皆さんお気づきの通り、ラブバケは

''ラブバケーション''の略称です。

この作品は某アイドルグループの歌をテーマにしていまして、この歌のコンセプトが

''恋に憧れる女子達の夏休み''なんですね。

楽曲を知らない方が多いと思うのですが、
この楽曲のイメージにぴったりなのは夢主さんというよりは芹夏ちゃんの方なんです。

その一方で夢主はこの楽曲の少しマイナスな部分を取り上げています。

夏だからみんなでハジけよう！という裏に、自信なさげな表現も含まれています。

最終的には本当の恋に気づく、そんなお話です。

そして、物語のキーワードとなるのが

「瞳」そして「彼」という表現です。

単なる目を「瞳」と書いたり「目」と表現したり…

夢主さんは廉くんの普段の「目」にはなんの感情もありません。
ですが、廉くんのあの「瞳」には、ふと心が浄化されて知りたいという欲がでてしまうんですね。

そして「彼」

織部先生は廉くんを特別な生徒だと認識していました。

自分は彼氏に放置され、将来に不安を感じています。
そんななかで自分を必要としてくれる廉くんを本当の「彼」と重ねていたのです。

ですが廉くんが夢主さんとの恋が実ったのを知り、ちょっとしたジェラシーを感じてしまいます。

そのときに、自分にとって廉くんは本当の「彼」だったのかもしれないと感じるのです。

廉くんとのデートシーンでは、織部先生が廉くんにさらりと現実を告げました。

織部先生にとっての''愛を返す''という行為は、自分が結婚することだったのです。

自分と廉くんは一緒に居てはならない。
自分には彼がいる。

だからこそ、廉くんには年相応の恋をしてほしかったのでしょう。

対して廉くんは

「俺にとって先生は、いつまでも織部先生やから」

と告げます。

何も始まっていない。
最初から、廉くんにとっても織部先生にとっても先生でしかなかった

という意味合いを込めて、終わりの言葉としたのです。

いかがでしたでしょうか。

次回の作品はしっとりイメージで！
伝わる文章を書けるように。

ラブバケ！！を読んで頂きありがとうございました。

＊＊