有閑倶楽部

episode11 ページ14

Aside




INチャペル




校長「みなさん！再来週！神奈祭が開催されることは知ってますね〜！！」



教頭「校長。ちょっと、お声が.........。」





魅「学校対抗見栄張り大会のことでしょうか？」



と、飴舐めながら言う魅録。





案の定教頭が、



教頭「おまっ、！！校長先生の前でなんだその飴は。」




すると魅録は、うるせーって言ってるかのように教頭を睨んだ。



貴「魅録(ボソッ」



魅「ん？」



貴「睨まないの。(ボソッ」



魅「はーい。」





校長「神奈祭。名門高校が、約50校集まって毎年秋に開催されるダンス競技会で実に！80年もの歴史を誇る！！！有諸正しき！伝統行事なのですよ。」







清「で、その神奈祭が何か？」







教頭「今年は我が、セントプレジデント学園以来の優勝が期待できるんです。」




校長「しかし！！もし何か不祥事があれば優勝どころか、出場すら危うくなるんです。」





校長「まぁ、ついては生徒会の、あ！いや有閑倶楽部の皆様に釘を刺しておこうかと思いまして………………」




イラッ





貴「っ！」




手に感触が、



魅録が私の手を握った。




魅「イラついても、叫ぶなよ？倒れんだから、」





貴「うん。わかった。」




この優しさが私には心地いい。






悠「はぁ？バンッ)あたい達がいつ、問題を起こしたんだよ！！」



清「起こしてないとは言えませんね。」





悠「清四郎⁉」



野「悠里がそんな風に短気だから、私達まで誤解されるんですのよ？」




悠「野梨子まで⁉」




可「随分イライラしてるのね？カルシウムが足りないんじゃない？」




美「お肌に悪いよ？」





魅「腹減ってんじゃねぇ？」



悠「減ってねぇよ！A〜泣。」



貴「う、うん。」

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