有閑倶楽部

episode28 ページ33

早紀｢うん！ロンドンで新しい事業を始めることになったって！！｣



あれ？？




これは……





早紀｢向こうで新しい家も借りてくれたって！｣




まさかの……



魅録｢ロンドン？？｣




告白じゃ……







ない、のね……あはは笑






早紀｢うん！もう、会えなくなっちゃうけど、元気でね！｣






魅録｢………。｣





なんか、好きって理由でもないのに……





振られてる？？？





なんか俺、惨めーーー。






早紀｢じゃね！男山！Aちゃんも！！｣






A｢うん！バイバイ！！｣






早紀ちゃんはそう言って、挨拶すると、呆気なく行ってしまった。





男山｢クゥーン｣





どんまいっ！的な感じで男山が俺に鳴く。





だから、振られたんじゃないっての！




はぁ。全く………







なんて、1人で呆れていると肩をポンと叩かれる。




悠里｢有閑倶楽部にもあんだな。不可能な事……｣





A｢どんまいだったね！魅録！｣






だから、違うってのに………









ま、いっか。丸くおさまったし…





俺が、Aに思いを伝えるのはいつになるかなー。







なんてな。







別に、好きって訳では無いし、





大事ってだけ。





そ、大事。









続く……

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