想像以上 ページ4
「驚いた」
朝練が終わり教室に戻る最中俺はそう言った
Aが変わろうとした。諦めることを辞めようとしているのだろう。
「いい方向に動いてるよな」
スガの言う通り、本当にみんないい方向に動いてる。このままなら、全国だって夢じゃないのかもしれない。
「キャー」
僕たちが廊下を通る時女子の悲鳴が聞こえた。虫が出た時とはまるで違う悲鳴。いわゆる黄色い悲鳴といったものだろう
「芸能人でも来てるのかな？」
「それは無いべ、こんな田舎に」
旭が言ったことも少し考えたが、昨日の時点で先生に何も言われてないのだからいきなり来たなんてことは無いだろう
ましてや何も無いこのような田舎に。
「あ、澤村おはよう」
隣のクラスの道宮と偶然廊下で会い挨拶を交わす
「おう！おはよう。今日なんかあったのか？」
スガと旭は先に教室に向かって歩いていっている。まあ、しょうがないか
「えっ？なんで？」
「さっき女子たちが黄色い悲鳴あげてたから」
俺が言うと、「ああ」と何かを理解した道宮
「Aくんがプレゼント受け取ってくれたらしいよ」
「は？」
俺から出たのはその言葉だった。クールなイケメンと有名なAが人からプレゼントを受け取るのか、と驚きを隠せなかった
「女子からの？」
首を縦に振り「うん」という道宮に俺は目が点だった。
「そっか、ありがとう」
お礼を告げ俺は教室に行き頭の中を整理した
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Karen(プロフ) - むむさん» コメントありがとうございます、そう言って貰えて嬉しいです！ (2022年5月4日 20時) (
レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
むむ - ぐっと引き込まれるものがあり、夢主君に共感できるところがたくさんあって、うるうるしてしまいました。素敵な作品に出会えて嬉しいです！お体には気を付けてください (2022年5月4日 9時) (レス) id: e8dca0b64d (このIDを非表示/違反報告)
Karen(プロフ) - お餅さん» ありがとうございます！ (2022年4月15日 7時) (レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
お餅(プロフ) - 夢主君の感情とか性格がとても面白いです！更新無理なく頑張ってください (2022年4月14日 17時) (レス) @page48 id: 28886abf9c (このIDを非表示/違反報告)
Karen(プロフ) - Yasi123さん» コメントありがとうございます😊「限りなく灰色へ」たまに聞いてるんですよ！めっちゃいい曲ですよね、実はあの曲モチーフにしてたりして…🤔🤔 (2022年4月9日 20時) (レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2022年3月20日 16時
