あの子はだぁれ？【前編】 ページ8
さて、監I禁生活にも慣れてきた、太宰の作る飯はとても美味しいしもはや胃袋を掴まれているのかもしれない。
そんな事を考えていると、
太宰｢なーに考えてるんだい？｣
と不敵に微笑む太宰がいた、絵になるものだ
颯太｢いつも通りあんたの事だよ、今日は何を話してくれるんだ？｣
そう、俺は外にこそ出られないものの太宰から話を聞く事は可能だ。だから敦や国木田の活躍をリアルで聞けるという事だ
太宰｢あぁ…聞いてくれよ！今日は最悪の日だったんだよ！｣
颯太｢ほぉ…？何故だ？｣
太宰｢あのおチビ中也がよく絡んで来てめんどくさいんだよねぇ｣
颯太｢…中原か？｣
太宰｢なんで、知っているのかな？｣
あ、やばい。地雷を踏み抜いてしまったようだ
そんなことを考えていたらベッドにそのまま押し倒された。
そんな事されても嫌にならない、距離感がおかしいのだろうか？
太宰｢今回初めて口に出したし、なんなら苗字も教えていないは
ずだけど？｣
ギリギリと俺の事を押さえ付けている手の力が強くなる。
あぁ、俺はこんなにも執着されている、愛されている。
そんな事を今ゆっくりと実感していた。
太宰｢あーあ、残念…少しは我慢しようと思ったんだけどね？｣
太宰の手には、俗に言うピンク色のお薬が持たれていた
弁解しなければ、俺も愛を返さなければ。
そう躍起になってしまい、太宰の腰を足で引き寄せ。
強引にキスをした。
太宰｢っ…ん！？｣
手の力はスルスルと緩み、惚けた目が俺を見つめていた。
颯太｢っ…は、少しは話を聞け。ばーか｣
太宰｢ほんっと君の行動は読めないよ…｣
そう言いながらも耳が赤い太宰を微笑ましく思うと同時に愛しくもなった。
だが中也の件はまだ終わっていない、これからの弁解を聞いてもらおう…！
後編へ続く！！
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月5日 7時) (
レス) @page5 id: 6e53b86b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめ | 作成日時：2024年3月3日 11時
