初めましてのご対面？ ページ13
朝が来た、体感では結構寝た気がするが時計を見れば朝の7時だった。
それはそれとして今日は俺の分身とご対面の時だ。
…実は少し興味もある、だって俺の異能力とかテンション爆上がりだ。勿論助ける為ではあるが、興奮しない方がおかしいだろう。
とまぁ、そんな茶番は終わりにして早速分身を呼び出すとしよう。
颯太｢…ふたつのかげ！｣
そう言いそれっぽく手を出してみる、すると暗い明かりに照らされた俺の影がぐんぐん伸びてそこには、スーツを着た同じ俺の姿があった。
｢何の用、？｣
話の切り出しは分身の方からで、少しビクついたが本題に話を入れることにした。
颯太｢お前は、ポートマフィアの時の俺か？｣
｢…正解、まさかそれについて聞こうとしてんの？｣
颯太｢あぁ、俺に教えてくれ。ポートマフィアで何があったの
か、をな｣
｢やめてくれない？僕はもうあの人達と関わりたくないんだ｣
颯太｢…何故？｣
｢言う義理は無い、君はどうせポートマフィアの事は知らないんだし太宰にでも捕まえられていればどう？｣
颯太｢ははっ、そう来るか。ならば質問を変えよう｣
｢…何さ｣
颯太｢お前が嫌がらせを受けた相手は？｣
｢本当に学ばない人なんだね、それを俺が答えてどうなるって言うのさ？｣
颯太｢俺がぶっ潰す｣
｢…僕に利益は？｣
颯太｢無いな、強いて言うならスカッとするとかか？｣
｢っふふ、スカッとする、ね…良いかもな｣
颯太｢…なら話してもらおうか？｣
｢あぁ、教えてあげる。俺の人生はあの日から全て変わったとい うことをね｣
そう答えた分身は悲しげな目をしていた。
矢張り心構えをしながら聞かなければならない、そう思いメモを取るために俺はノートを開いたのだった。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月5日 7時) (
レス) @page5 id: 6e53b86b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめ | 作成日時：2024年3月3日 11時
