アイドルとの秘密の恋K.yuta (ページ7)

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顔を上げるとやっぱり優太くんで

顔を上げると優太くんはなんか、、

吃驚してる…？

いやそれより

やばい優太くんが私に話しかけて

優太くんが私のスマホを持っている。

「あっ…ありがとうございます！」

スマホを受け取ると

テレビで見る笑顔を向けてくれた。

やっぱり好きだ。

岸「あ、いえっ！」

気づいたらこのシアター内には私と優太くんだけ。

なんだこの夢みたいな出来事は。

そして優太くんはその場を去ろうとしていた。

「あっ！あの！」

と声をかけると振り返る彼。

岸「どうしました？」

「あのっ好きですっ！」

岸「あ！あざっす！嬉しいっす！」

ねぇ

私の好きはファンとしての好きじゃなくて

一人の人間としての好きなんだよ？

「私の好きはファンの好きじゃなくて…その…普通に一人の異性として好きなんです！」

言ってしまった。

よくよく考えたらただの告白。

ライブ行ったらキモい奴だって干されるんだろうな

あ、ブラックリストに入れられたりして

なんて。

恐る恐る優太くんの顔を見ると真剣な顔をしていた。

「あ…っと…すみません…急に…きもいですよね…あは… 」

慌てて荷物を持ちシアター内から出ようとすると

岸「あ、いや違くて…えっと… 」

優太くんは目の前でカバンをあさっている。

岸「あった！これ、」

渡されたのはどこか…家の鍵…？

すると優太くんはまたカバンからノートとペンを出し何かを書いて私に渡す。

岸「 …じゃあ」

…え？